YPJ司令官とオランド仏大統領との会談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/31 15:00 UTC 版)
「クルド女性防衛部隊」の記事における「YPJ司令官とオランド仏大統領との会談」の解説
コバネ奪還後、YPJのネスリン・アブドゥッラー司令官は、民主連合党 (PYD)のアスィア・アブドゥッラー共同代表(ともに女性)は、オランド仏大統領により、パリのエリゼ宮へ招待された。二人はそれぞれ軍服と民族衣装で会談に出席した。二人は、ISISとの闘いを進めるために、武器等の兵站支援をフランスに求めた。インタビューに対し、YPJのネスリン・アブドゥッラー司令官は、クルド女性防衛部隊が官邸に迎えられ光栄ですというコメントをした。ネスリン・アブドゥッラー司令官とアスィア・アブドゥッラー共同代表は、フランス側がチャーターした特別便でエルビルからパリへ飛んだと報じられた。 なおPYDの外交責任者ズハット・コバーニーは、できたら隣人であるトルコとまず面会したかったと述べたが、トルコ外務省はかれらはテロリストに過ぎないという立場を固持した。 会談にはPYDフランス代表のハーレド・イッサも出席した。イッサは、ロジャヴァモデル(地方分権と男女平等)を全シリアに広げるという提案をしていると述べた。イッサはさらに、私たちはシャルリ・エブドを攻撃したような者たちと闘っている、脱中央集権化され民主化されたシリアを望んでいると述べた。また域外への進軍に関する質問に対しては、自由シリア軍との共同部隊である「ユーフラテスの火山」が攻撃されたら救援に行くし、既にアレッポにて何度もシリア政府軍と戦っていると述べた。
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