XML基底とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > XML基底の意味・解説 

XML基底

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/16 15:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

XML基底[1][2](——きてい,: XML Base)とは,拡張可能なマーク付け言語 (XML) 文書において統一資源識別子 (URI) の基底を指定する書式である[3](§1)。 文書内の資源を相対的に指定する為に用いられる[4]

仕様

XML基底はW3C勧告である。

新規にxml:base属性を定めている[3](§3)

XML基底を用いたXML文書の例を次に示す。 尚,この例示はDocBook第5.1版に準じた文書である。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<article
  xmlns="http://docbook.org/ns/docbook"
>
<title>例示用文書</title>
<resources xml:base="tut/">
    <resource href="tut1.xml"/>
    <resource href="tut2.xml"/>
    ...
    <resource href="tut5.xml"/>
</resources>
</article>

一番目の<resource>要素は,実際にはtut/tut1.xmlを取り込む。

特徴

利点

各々の統一資源識別子に相対的なパス接頭辞を賦与できる為に,参照パスを短縮できる[5]

脚注

[ヘルプ]

出典

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「XML基底」の関連用語

XML基底のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



XML基底のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのXML基底 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS