X-46 (航空機)とは? わかりやすく解説

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X-46 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/17 02:20 UTC 版)

ボーイング X-46

CG合成によって製作された、X-46の実用想像図

  • 用途UCAV
  • 設計者ボーイング・ディフェンス、スペース&セキュリティ英語版
  • 製造者
  • 運用者アメリカ海軍(計画)
  • 生産数:0
  • 運用状況:キャンセル

X-46アメリカ海軍が検討していたUCAV(無人戦闘航空機)。ボーイング社が開発担当していたが、2003年統合無人戦闘航空システム開発計画のために計画は中止された。

概要

アメリカ海軍は艦上から運用できるUCAVの技術研究を行うこととし、UCAV-N(Naval Unmanned Combat Air Vehicle)として、ボーイング社とノースロップ・グラマン社に技術試験機の開発を発注した。ボーイング案はX-46として、ノースロップグラマン案はX-47として2000年から開発が開始された。

2003年にアメリカ空軍国防高等研究計画局と協議し、UCAVの開発計画を統合整理することとなった。ボーイングのX-46案は、詳細は公表されていないものの、同時に空軍向けに開発していた同社X-45Bと似通ってきていた。そこで、統合開発となる統合無人戦闘航空システムにはX-45とX-47の2機種比較によって行うこととし、X-46計画は中止された。実機は製造されていない。

仕様(X-46 UCAV-N)

データ:設計値[1]

  • 乗員: 無人
  • 全長: 34フィート (10 m)
  • 翼幅: 44フィート (13 m)
  • 全高: 7フィート (2.1 m)
  • 弾薬搭載量:4,000ポンド (1,800 kg)
  • 航続距離:650マイル (1,050 km)
  • 航続時間:最大12時間

脚注

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