Windowsプラットフォームのアプリケーションサーバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 20:21 UTC 版)
「アプリケーションサーバ」の記事における「Windowsプラットフォームのアプリケーションサーバ」の解説
Windowsプラットフォームで動作する代表的なアプリケーションサーバはInternet Information Services (IIS) がある。IISはWebサーバとアプリケーションサーバ両方の機能を持つため、Webサーバと呼ばれる場合とアプリケーションサーバと呼ばれる場合とがある。Netcraft調査によると2013年3月現在、IISは全世界の18.01%のサイト上で稼働している。 このIIS上で動作するフレームワークとしては、Windows 2000 以降の安定性とWindowsでのユーザ認証機能を基に、多くの機能を含有した.NET Frameworkに準じたものがある。 補足 .NET Frameworkに準じたもので、オープンソースや商用のアプリケーションサーバもある。Base4アプリケーションサーバやZopeが例として挙げられる。マイクロソフトのWindows Communication Foundationはアプリケーションサーバというよりも、通信フレームワークかミドルウェアと言うべきものである。ただし、.NET連携の場合もWindowsのユーザ認証機能とそのLDAPを利用したものがある。 なおクロスプラットフォームな.NET CoreおよびASP.NET CoreのソースコードがMIT Licenseで公開されたことにより、IISに依存することなく.NETベースのアプリケーションサーバを構築することも可能となった。
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