Voice of mine
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 01:52 UTC 版)
「僕が唄うと君は笑うから」の記事における「Voice of mine」の解説
1993年『別冊花とゆめ』11月号に掲載。 とある音大の付属高校・ヴァイオリン科1年の稲垣秀は地区コンクールを満場一致で優勝するほどの腕を持つ天才ヴァイオリニストだが、両親も高名なプレイヤーであるため、「七光り」と嫉妬されることもあった。コンクールのことが校内新聞の記事にされて張り出された日、秀は練習中の教室に飛び込んできたヴィオラ科の同級生・双葉と出会う。双葉もまた、まっすぐで素直な音を出すことで先輩に目を付けられていた。 そして、秀は校内発表会で本来3年生しか出来ない独奏を披露することになった。それが更なる嫉妬の対象となり、「コンクールの金賞もコネで獲った」という噂まで広がった秀は、自信を喪失してしまう。そんな折、偶然先輩に絡まれている双葉を目撃した秀は、権力を笠に着るような形で双葉を助けてしまい、更なる自己嫌悪に陥る。しかし、双葉に秘密を明かされ、励まされたことで自信を取り戻し、発表会ではその実力を校内に認めさせることが出来たのだった。
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