Vの文字とヴの文字の対応関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:47 UTC 版)
ラテン文字を使用する言語のうち、[v] の音を持つものは、英語やフランス語のように [v] を V の字で表すことが多い。また、ドイツ語や、ポーランド語、上ソルブ語などでは、Wで [v] を表すことが多い。 しかし、日本語と同様に /v/ の音を持たず V を有声両唇破裂音 /b/ で発音するスペイン語や (例: veracruz)、V の文字が有声両唇接近音(半母音)[w] を表すラテン語のように、必ずしもラテン文字を使用する言語の全てにおいて V が [v] を表すわけではなく、V の文字を機械的にヴに当てはめることはできない。また、先述のWで[v]を表す言語の場合も無声唇歯摩擦音 /f/で発音する場合 (例: hannover) があるため、この場合も同様である。
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