スポロトリコーシス
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スポロトリコーシス(sporotrichosis)は、真菌の一つであるSprothrix schenckii(スポロトリックス・シェンキイ)の感染による皮膚、皮下組織に潰瘍性の病変を生じる疾患であり、日本において深在性[1]皮膚真菌症としてはもっとも発生率が高い[2][3]。また、まれに骨や関節、肺、さらには脳に伝播し深刻な症状を引き起こす。人獣共通感染症であり、猫では難治性の潰瘍を引き起こす。
- ^ 深部臓器にまで影響が及ぶ
- ^ a b c d e f 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
- ^ 世界大百科事典 皮膚真菌症の項から
- ^ a b c メルクマニュアル 第18版 日本語版 ISBN 978-4822203986
- ^ 日本実験動物協会 情報誌LABIO21 No.14 p10
- ^ Rapini, Ronald P.; Bolognia, Jean L.; Jorizzo, Joseph L. (2007). Dermatology: 2-Volume Set. St. Louis: Mosby. ISBN 1-4160-2999-0.
- ^ Volk T. “Sporothrix schenckii, cause of Rose-picker's Disease”. Tom Volk's Fungus of the Month. 2007年6月16日閲覧。
- ^ 新家庭の医学
- ^ 日本胸部疾患学会雑誌 日本胸部疾患学会雑誌 27(2), 220-224, 1989
- 1 スポロトリコーシスとは
- 2 スポロトリコーシスの概要
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