Spice Bazaarとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Spice Bazaarの意味・解説 

エジプシャン・バザール

(Spice Bazaar から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 16:15 UTC 版)

エジプシャン・バザール

エジプシャン・バザールトルコ語: Mısır Çarşısıムスル・チャルシュ》,英語: Egyptian Bazaar)は、トルコ イスタンブールのヨーロッパ側エミノニュ英語版地区にあるバザールである。

エジプシャン・バザールは、サフィエ・スルタンの命令により1597年から1603年[1]かけてイェニモスク英語版の一部として造られた。当初イェニ・チャルシュ(New Bazaar)などと呼ばれていた[1]ようだが、18世紀中頃になるとエジプトから輸入される香辛料等を多く扱うことからムスル・チャルシュ(Egyptian Bazaar)と呼ばれる[1]ようになる。なお、エジプトからの輸入商品に課税が行われる場所だったのでこの呼称となったとする説[2]もある。後に、シルクロードを経由して中国インドペルシアなどの商品も売られる[2]ようになり、香辛料を扱う店が集まっていたことからスパイス・バザール(Spyce Bazaar)とも呼ばれる。バザールの建設当初、およそ100店舗のうち49店舗が香辛料を扱う店であった[1]とされる。その他の店舗の多くは綿花キルトを扱う店であった[1]

エジプシャン・バザールの核をなすL字型をしたアーケードは、長辺が約140mで片側に23軒[1]の店(両側で46軒)、短辺が約110mで片側に18軒[1]の店(両側で36軒)、交差部に6軒[1]の店があり、合計で88軒の店[1]が並んでいる。またTahmis Sokak側に18軒の店がある。これらの店が面する通りは丸屋根のアーケードで覆われている。

アクセス

イスタンブールの伝統的市場

  • カパルチャルシュ(グランド・バザール)
  • ムスル・チャルシュ(エジプシャン・バザール

中近東の香辛料市場

参考文献


座標: 北緯41度00分59秒 東経28度58分14秒 / 北緯41.01639度 東経28.97056度 / 41.01639; 28.97056




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Spice Bazaar」の関連用語

Spice Bazaarのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Spice Bazaarのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエジプシャン・バザール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS