SnBi系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:26 UTC 版)
Sn(錫)とBi(ビスマス)を含むもの。合金の組成比に依存するが、融点は140℃程度のものから、共晶ハンダと同程度のものまで様々である。ビスマスによって表面張力が低下することで、濡れ性が改善されているが、機械的強度が劣る。レノボの大和研究所は、フラックスの成分やリフロー温度の調整することで、柔らかく脆いビスマスが合金全体に拡散せず一部に凝集して生じるクラックや機械的強度の低下を改善するSnBi系低温はんだリフロー技術を実用化した。
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