Sin After Sinとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Sin After Sinの意味・解説 

背信の門

(Sin After Sin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 04:16 UTC 版)

『背信の門』
ジューダス・プリーストスタジオ・アルバム
リリース
録音 1977年
ジャンル ヘヴィメタル
時間
レーベル CBS
コロムビア・レコード
プロデュース ロジャー・グローヴァー
ジューダス・プリースト
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 23位(イギリス[1]
  • ジューダス・プリースト アルバム 年表
    運命の翼
    (1976年)
    背信の門
    (1977年)
    ステンド・クラス
    (1978年)
    テンプレートを表示

    背信の門』(原題:Sin After Sin)は、ジューダス・プリースト1977年に発表した3作目のアルバム。

    解説

    メジャー・レーベルのCBSへの移籍第1弾であり、アメリカでもコロムビア・レコードから発売された。レコーディングは主にザ・フーが所有するランポート・スタジオで行われ[2]、元ディープ・パープルロジャー・グローヴァーがプロデューサーに起用された。アラン・ムーアは既に脱退していたため、サイモン・フィリップス がサポート・ドラマーとして全曲に参加した。

    「ダイヤモンズ・アンド・ラスト」は、ジョーン・バエズが1975年に大ヒットさせたアルバム『Diamonds & Rust』収録曲のカヴァー。ジューダス・プリーストがカヴァー曲を発表したのは、これが初めてである。同ヴァージョンはシングルとしても発売されたが、チャート・インは果たせなかった。

    本作は、ジューダス・プリーストのアルバムとしては初めて全英アルバムチャート入りを果たし、最高23位を記録した[1]。本作発表後、バンドは新ドラマーとしてレス・ビンクスを迎え、REOスピードワゴンフォリナーオープニングアクトとして本格的なアメリカ・ツアーを行った[2]

    2001年のリマスターに際して収録されたボーナス・トラック「レイス・ウィズ・ザ・デビル」は、ガン(The Gun)が1968年に大ヒットさせた曲のカヴァー。

    収録曲

    特記なき楽曲はロブ・ハルフォードK. K. ダウニンググレン・ティプトンの共作。

    1. 罪業人 - Sinner (Rob Halford, Glenn Tipton) - 6:42
    2. ダイヤモンズ・アンド・ラスト - Diamonds & Rust (Joan Baez) - 3:23
    3. スターブレイカー - Starbreaker - 4:49
    4. 最後の夏のバラ - Last Rose of Summer (R. Halford, G. Tipton) - 5:36
    5. 危害者 - Let us Prey/Call For The Priest - 6:12
    6. 不当なる弾圧 - Raw Deal (R. Halford, G. Tipton) - 5:59
    7. 孤立の涙 - Here Come the Tears (R. Halford, G. Tipton) - 4:36
    8. 異端からの反撃 - Dissident Aggressor - 3:06
      下記2曲は2001年リマスターCDのボーナス・トラック。
    9. レイス・ウィズ・ザ・デビル - Race with the Devil (Adrian Gurvitz) - 3:06
    10. ジョウブレイカー (ライヴ) - Jawbreaker - 4:01

    カヴァー

    • 「スターブレイカー」は、アーチ・エネミーにカヴァーされた。ヨーロッパやアメリカではアルバム『ウェイジズ・オブ・シン』(2001年)に付属されたボーナスCD『Rare & Unreleased』で発表され、日本ではシングル「バーニング・エンジェル」(2002年)のカップリング曲としてリリースされた。
    • 「異端からの反撃」は、スレイヤーのアルバム『サウス・オブ・ヘヴン』(1988年)やヘイルストームのEP『Reanimate 2.0: The Covers EP』で取り上げられた。

    参加ミュージシャン

    脚注

    1. ^ a b JUDAS PRIEST songs and albums | full Official Chart history
    2. ^ a b 日本盤リマスターCD(MHCP 289)ライナーノーツ(ジューダス・プリースト、訳:内田久美子)

    「Sin After Sin」の例文・使い方・用例・文例

    Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「Sin After Sin」の関連用語

    Sin After Sinのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    Sin After Sinのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアの背信の門 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
    Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
     Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
    この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
    浜島書店 Catch a Wave
    Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
    株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
    Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
    研究社研究社
    Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
    日本語WordNet日本語WordNet
    日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
    WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
    EDRDGEDRDG
    This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS