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酒井抱一

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 20:08 UTC 版)

酒井 抱一(さかい ほういつ、 宝暦11年7月1日1761年8月1日)〉- 文政11年11月29日1829年1月4日〉)は、江戸時代後期の絵師俳人権大僧都。本名は酒井 忠因(さかい ただなお)。幼名は善次、通称は栄八、は暉真(きしん)。ほか、屠牛、狗禅、鶯村、雨華庵、軽挙道人、庭柏子、溟々居、楓窓ともする。また俳号は、ごく初期は白鳧・濤花、後に杜陵(綾)[1]狂歌名は、尻焼猿人[2]。屠龍(とりょう)の号は俳諧・狂歌、さらに浮世絵美人画でも用いている


  1. ^ 「杜陵」は長安の東北に位置する前漢宣帝陵墓のことで、の詩人杜甫はその近くに住んだことから。、しばしば「杜陵布衣」と名乗った。
  2. ^ しりやけのさるんど、「落ち着きのない人」の意。
  3. ^ 内藤正人 「酒井抱一の浮世絵 ─杜綾・屠竜落款の天明期肉筆美人画について」『国華』1191号、1995年2月。
  4. ^ 抱一の句集『軽挙館句藻』の中に『荘子』に依拠した句が多数あることから、『荘子』(庚桑楚篇)の「老子曰、衛生之経、能抱一乎」が出典とする説もある(千澤楨治編 『日本の美術186 酒井抱一』 至文堂、1981年、20頁)。
  5. ^ 雨華庵は慶応元年に火災で焼失してしまったが、老年になった田中抱二が往時を回顧した間取り図を残している。
  6. ^ 内藤正人 「酒井抱一筆 調布の玉川図」『国華』第1243号、1999年。
  7. ^ 岡田和生発行 小林忠監修 『岡田美術館 名品撰』 岡田美術館編集・発行、2013年10月3日、pp.140-141。
  8. ^ 重要文化財指定名称は「紙本金地著色秋草図」
  9. ^ 桐生市教育委員会編集・発行 『桐生市の文化財』 2002年3月29日、p.52。
  10. ^ Mary Griggs Burke Collection, Gift of the Mary and Jackson Burke Foundation, 2015
  11. ^ Rogers Fund, 1957


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