サイレントヒルf
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ジャンル | サイコロジカルホラー (サバイバルホラー) |
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対応機種 | PlayStation 5 Xbox Series X/S PC |
開発元 | ネオバーズ |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
プロデューサー | 岡本基 |
ディレクター | アル・ヤン(楊承圃) |
シナリオ | 竜騎士07 |
音楽 | 山岡晃 稲毛謙介 |
美術 | kera |
シリーズ | サイレントヒルシリーズ |
人数 | 1人 |
発売日 | 2025年9月25日 |
対象年齢 | ![]() ![]() ![]() |
エンジン | Unreal Engine 5 |
『サイレントヒルf』(サイレントヒル エフ、SILENT HILL f)は、コナミデジタルエンタテインメントから2025年9月25日に発売予定のホラーゲーム。『サイレントヒル』シリーズの作品であり、短編の『サイレントヒル: ザ ショートメッセージ』を除けば10年以上を経た完全新作となる。対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X/S、PC(Steam、Epic Games、Microsoft Store)。
概要
2022年、シリーズの最新情報を届ける情報番組「SILENT HILL Transmission」にてティザームービーと共に発表された[1]。その後、2025年3月に具体的なゲーム内容が発表され、同年6月5日配信のState of Playにて、発売日が2025年9月25日と発表された[2]。
1960年代の日本の田舎町を舞台とし、「美しいがゆえに、おぞましい。」というコンセプトを基に和テイストを前面に押し出した作品となる[3]。過去作はアメリカ合衆国の架空のリゾート地「サイレントヒル」を主な舞台としていたが、今作はシリーズでも初となる日本を舞台としている。また、従来通りのホラーアクションとしては『サイレントヒル3』以来となる10代の少女を主人公とする。舞台となる「戎ヶ丘」(えびすがおか)のモデルは岐阜県下呂市金山町[3]。
シナリオには07th Expansionの竜騎士07を招き、表世界の音楽にはシリーズでお馴染みの山岡晃を起用。裏世界の音楽は稲毛謙介が担当する[3]。キャラクター・クリーチャーデザインは『NG』などに携わったイラストレーターのkeraが担当。開発は『バイオハザード レジスタンス』や『デッドライジング デラックスリマスター』などに携わった台湾のNeoBards Entertainmentが手掛ける。
平凡な日常を過ごしていた主人公が、突如霧に包まれ、変貌していく町で生き残りをかけて探索していき、向かい合わなければならなかった選択と向き合う、「美しくもおぞましい選択の物語」が描かれる。最初のエンディングを終えた時点では多くの謎が残されると発表されている[4]。作中の表現は舞台となる1960年代の世相や慣習に基づく。加えて「性差別や児童虐待、いじめ、薬物による幻覚、拷問、強い暴力表現」も含む過激な内容になるとされ、シリーズとしては初のCERO:Z(18才以上のみ対象)となる[5][6]。
『サイレントヒル』シリーズでは外伝として位置付けられており、ファンも新規ユーザーも楽しめるゲームになるとされる[4]。
あらすじ
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登場人物
- 深水 雛子(しみず ひなこ)
- 演 - 加藤小夏
- 本作の主人公。戎ヶ丘に住む高校生。親、友人、環境、世間体などに求められる理想の姿に翻弄され、笑わなくなって久しい。それでも思春期相応の平凡な日常を送っていたが、霧に包まれておぞましく変貌した町にて生き延びる為の戦いを余儀なくされる。
- 岩井 修(いわい しゅう)
- 雛子の幼馴染。この時代に珍しく、異性にも分け隔てなく交流する少年。薬師の家系で、薬の知識や扱いに長けている。
- 西田 凜子(にしだ りんこ)
- 雛子の友人。世話焼きでお節介焼きの委員長タイプ。流行りの情報や色恋の知識も豊富。修が少し気になっている。
- 五十嵐 咲子(いがらし さくこ)
- 雛子の友人で、神社の神主の娘。行事の際には巫女姿で手伝いをしている。マイペースな性格で、「妖精」が見える天然タイプ。
バケモノ
本作におけるクリーチャー。
- カシマシ
- 四肢が球体関節となっている、女性型のマネキンのようなバケモノ。
- ぎこちない不気味な動きで接近し、手にした包丁で襲い掛かる。
- アヤカカシ
- セーラー服を着た女子学生の姿と、能面のような顔を持つ案山子のバケモノ。
- カシマシ同様のぎこちない動作で、武器の鎌で攻撃する。
- オイオモイ
- 無数の市松人形の頭や手足の集合体のような上半身と、スカートを穿いた人形の下半身で構成されたバケモノ。
- アラアバレ
- 彼岸花などの花々と、無数の臓物が集まった巨大な肉塊のようなバケモノ。
- 腹部に大きな口があり、右腕は巨大な刃、左腕は太い触手のような形状となっている。
脚注
- ^ “『SILENT HILL f』発表。日本舞台の完全新作、竜騎士07氏らが開発参加”. AUTOMATON (2022年10月20日). 2025年3月19日閲覧。
- ^ “『サイレントヒルf』9月25日に発売決定。本日(6月5日)より予約受付開始、デラックスエディションには48時間の先行アクセス権も【State of Play】”. ファミ通.com (2025年6月5日). 2025年6月6日閲覧。
- ^ a b c “『サイレントヒルf』最新映像が公開。対応機種はPS5、Xbox Series X”. ファミ通.com (2025年3月14日). 2025年3月19日閲覧。
- ^ a b “昭和日本サイレントヒル『サイレントヒル f』正式発表。「岐阜県モチーフ」の田舎町が裏世界に変わる、竜騎士07氏が携わる新作”. AUTOMATON (2025年3月14日). 2025年3月19日閲覧。
- ^ “昭和日本ホラー『サイレントヒル f』はシリーズ初の「CERO: Z」タイトルに。決め手は「犯罪」表現か”. AUTOMATON (2025年3月14日). 2025年3月19日閲覧。
- ^ “CERO:Z指定『サイレントヒル f』の内容が”攻めまくり”。「性差別や児童虐待、いじめ、薬物、幻覚、拷問、暴力」を表現。不快感を感じた場合は「プレイを中断し休憩を取るか周りの人に相談してください」と注意書き。あくまで作品として、1960年代の世相や慣習に基づく”. 電ファミニコゲーマー (2025年3月14日). 2025年3月19日閲覧。
外部リンク
- サイレントヒル ポータルサイト
- 公式ウェブサイト
- 泥巴娛樂 NeoBards Entertainment(日本語)
- SILENT HILL (@silenthill_jp) - X(旧Twitter)
- サイレントヒルfのページへのリンク