Rufus_(ソフトウェア)とは? わかりやすく解説

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Rufus (ソフトウェア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 03:48 UTC 版)

Rufus
Rufus 3.0
開発元 ピート・バタール(Pete Batard)
最新版
4.3 / 2023年10月19日 (14か月前) (2023-10-19)
リポジトリ github.com/pbatard/rufus/releases
プログラミング
言語
C言語[1]
対応OS Windows 7以降[2]
対応言語 38言語[3]
対応言語一覧
アラビア語、ブルガリア語、簡体字中国語、繁体字中国語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、朝鮮語、ラトビア語、リトアニア語、マレー語、ノルウェー語、ペルシャ語、ポーランド語、ポルトガルブラジル語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、セルビア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ベトナム語
種別 Live USB
ライセンス GNU GPL 3+[4]
公式サイト rufus.ie
テンプレートを表示

Rufus (The Reliable USB Formatting Utility, with Source[5]、ルーファス[6]) は、起動可能ドライブをUSBフラッシュメモリ上に作成するためのプログラム。

Microsoft Windows で動作するオープンソースかつ無償のソフトウェア。ポータブルアプリケーション版もある。Windows PC に接続されたUSBメモリをフォーマットし、ブート可能なUSBフラッシュドライブLive USBを構成できる。

歴史

Rufusは当初、主にDOSをブートできるUSBフラッシュドライブを作成するために使われるHP USB Disk Storage Format Tool for Windows[7]に代わる現代的なオープンソースソフトウェアとして開発された[5]

公式の初版であるバージョン1.0.3(それ以前は内部向けやアルファ版のみだった[8])は2011年12月11日リリースでMS-DOSのみの対応だった。バージョン1.0.4でFreeDOSに対応し、バージョン1.1.0でISOイメージに対応した。バージョン1.2.0までMS-DOS版とFreeDOS版それぞれ別に提供されていた[9]。バージョン1.3.2でUEFIブートに対応し、バージョン1.4.0でローカライズされ、バージョン2.0でWindows To Goに対応、バージョン2.18でWindows XPVistaに対応した。

機能

複数のLinuxディストリビューションやWindowsのインストレーション.isoファイルを含む多種類のブート対応.isoファイルに対応していて、手を入れられていないディスクイメージ英語版(圧縮されたのも含む)にも対応している。必要に応じて、SYSLINUXGNU GRUBといったブートローダーをフラッシュドライブにインストールすることでブート可能になる[10]。また、MS-DOSやFreeDOSをフラッシュドライブにインストールこともできるほか、Windows To Goによるブート可能メディアの作成もできる[11]。さらにフラッシュドライブをFATFAT32NTFSexFATUDFReFSといったファイルシステムでフォーマットすることもできる[12]

並びに選択したイメージのMD5SHA-1SHA-256のハッシュを計算することも可能。

関連項目

脚注

  1. ^ Rufus source code”. 2016年7月17日閲覧。
  2. ^ Rufus - Create bootable USB drives the easy way”. 24 June 2018閲覧。
  3. ^ List of languages supported by Rufus”. 2017年5月17日閲覧。
  4. ^ Rufus License”. 2016年7月9日閲覧。
  5. ^ a b Rufus introduction post”. 2016年7月9日閲覧。
  6. ^ Rufus”. Rufus. 2025年1月2日閲覧。
  7. ^ HP USB Disk Storage Format Tool on Softpedia”. 2016年7月9日閲覧。
  8. ^ Rufus Changelog”. 2016年7月9日閲覧。
  9. ^ List of Rufus downloads”. 2016年7月9日閲覧。
  10. ^ Mackey, Tim (5 April 2016). XenServer Administration Handbook: Practical Recipes for Successful Deployments. O'Reilly Media, Inc. ISBN 9781491935392. https://books.google.com/books?id=9CLjCwAAQBAJ&pg=PT93&dq=rufus+usb#q=rufus%20usb 29 June 2016閲覧。 
  11. ^ Using Rufus To Create Windows To Go USB Drive”. 2016年7月9日閲覧。
  12. ^ Rufus: Free Portable Utility to Write Bootable ISO or IMG Files to USB Drives”. AskVG. 29 June 2016閲覧。

外部リンク




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