レックス・スチュワートとは? わかりやすく解説

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レックス・スチュワート

(Rex Stewart から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/29 18:15 UTC 版)

レックス・スチュワート
Rex Stewart
デューク・エリントン・オーケストラでのレックス・スチュワート(1943年)
基本情報
出生名 Rex William Stewart Jr.
生誕 (1907-02-22) 1907年2月22日
出身地 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア
死没 (1967-09-07) 1967年9月7日(60歳没)
アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 コルネット
活動期間 1920年代 - 1966年

レックス・スチュワートRex Stewart1907年2月22日 - 1967年9月7日[1]は、デューク・エリントン・オーケストラのメンバーを務めたアメリカジャズコルネット奏者。

略歴

少年時代はピアノとヴァイオリンを学び、キャリアの大半をコルネットに費やした[2]。高校を中退し、オリー・ブラックウェル率いるラグタイム・クラウンズのメンバーとなった[1]。1920年代初頭にはウィリー・ルイス率いるミュージカル・スピラーズに所属し、その後、エルマー・スノーデン、ホレス・ヘンダーソンフレッチャー・ヘンダーソン、フェス・ウィリアムズ、マッキニーズ・コットン・ピッカーズなどと共演した[2][1]。1933年にはニューヨークのエンパイア・ボールルームでビッグバンドを率いた[1]。1934年から11年間、デューク・エリントン・バンドに在籍[2][1]。スチュワートは「Boy Meets Horn」と「Morning Glory」の共作者であり、エリントン・オーケストラのメンバーによるレコーディング・セッションを監修した。エリントンの元を離れ、「自身のソロ演奏に最適な環境」だった「小さなスウィング・バンド」を率いるようになっていった[3]。1947年から1951年にかけては、ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニックと共にヨーロッパとオーストラリアをツアーした。

1950年代初頭から、ラジオやテレビで活躍し、「ロサンゼルス・タイムズ」紙[1]や『プレイボーイ』誌、『ダウン・ビート』誌にジャズ評論を寄稿した。著書『ジャズ1930年代 (Jazz Masters of the Thirties)』は、彼の評論集である[2][1]。築100年の農家を購入した後、ニューヨーク州北部に移住した。ニューヨーク州トロイでジャズ・ラジオ番組の司会を務め、バーモント州のドラッグレース場近くに小さなレストランを短期間経営した。フランス滞在中は、ル・コルドン・ブルーの料理学校[1]に通い、料理の腕を磨くことに人生を捧げた。子供たちの近くに住むため、カリフォルニア州ロサンゼルスに移住。息子のポール・アルバート・ハーディはニューヨークに住んでいた。ロサンゼルス滞在中、エリントン・バンドのミュージシャンたちと再会し、クラブでジャムセッションを行った。彼は『ザ・スティーヴ・アレン・ショー』のスタジオ・ミュージシャンを務め、ジョージ・コールと共に『Dixieland Doings』と『Things Aint What They Used to Be』という2つのラジオ番組の司会を務めた。

自伝『Boy Meets Horn』は1991年に出版された[1]。彼はロサンゼルスで脳出血のため亡くなった[1]

映画とテレビ

ジャック・ベッケル監督の映画『七月のランデヴー』(1949年)にカメオ出演した[4]。また、『Hellzapoppin'』(1941年)やテレビ放映された『The Sound of Jazz』(1957年)にも出演した[2]

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • Big Jazz (1953年、Atlantic) ※with ジャック・ティーガーデン
  • Rex Stewart Plays Duke Ellington (1955年、Grand Award) ※with イリノイ・ジャケー
  • The Big Challenge (1957年、Jazztone) ※with クーティ・ウィリアムス
  • Porgy & Bess Revisited (1959年、Warner Bros.) ※with クーティ・ウィリアムス
  • Chatter Jazz (1959年、RCA Victor) ※with ディッキー・ウェルズ
  • Henderson Homecoming (1959年、United Artists)
  • 『ランデヴー・ウィズ・レックス』 - Rendezvous with Rex (1959年、Felsted)
  • The Happy Jazz of Rex Stewart (1960年、Swingville)
  • Rex Stewart and the Ellingtonians (1960年、Riverside)
  • Redhead (1960年、Design)
  • The Rex Stewart Memorial Album (1969年、Prestige)
  • The Irrepressible Rex Stewart (1980年、Jazzology) ※with ジョン・デングラー
  • Rex Stewart with the Alex Welsh Band (2004年、Jazzology)

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j Feather, Leonard; Gitler, Ira (2007). The Biographical Encyclopedia of Jazz. Oxford University Press. p. 623–624. ISBN 978-0-19-507418-5. https://archive.org/details/biographicalency00feat 
  2. ^ a b c d e Yanow, Scott (2000). Swing. San Francisco: Miller Freeman Books. pp. 149–151. ISBN 978-0-87930-600-7 
  3. ^ BBC - (none) - Jazz Library - Rex Stewart”. Bbc.co.uk (2008年2月29日). 2020年3月14日閲覧。
  4. ^ Kenny, Glenn (2018年7月31日). “Review: In 'Rendezvous in July,' Young Parisians Are on the Move”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2018/07/31/movies/rendezvous-in-july-review.html 2020年3月14日閲覧。 

外部リンク




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