イン・ア・センチメンタル・ムードとは? わかりやすく解説

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イン・ア・センチメンタル・ムード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 03:21 UTC 版)

イン・ア・センチメンタル・ムード
デューク・エリントン・オーケストラの楽曲
リリース 1935年
録音 1935年4月30日 ニューヨーク アメリカン・レコード・コープ・スタジオ[1]
ジャンル スウィング・ジャズ
レーベル ブランズウィック・レコード
作詞者 マニー・カーツ、アーヴィング・ミルズ
作曲者 デューク・エリントン

イン・ア・センチメンタル・ムード (In a Sentimental Mood)」は、デューク・エリントン1935年に作曲したジャズの楽曲。後にマニー・カーツによって歌詞が追加され、歌曲としても親しまれている。

1935年4月30日、デューク・エリントン・オーケストラはブランズウィック・レコードにおいて、オットー・ハードウィック英語版のアルト・サックスをフィーチャーした初録音を行った[2]。同日のセッションにはジョニー・ホッジス(アルト・サックス)、ハリー・カーネイ(アルト・サックス、バリトン・サックス)、レックス・スチュワート(コルネット)らも参加している[1]。オリジナルのレコード番号は「Br 7461」で、B面には「ショウボート・シャッフル」が収録された[1]

エリントン楽団の初録音はポップ・チャートで14位を記録し、1936年にはベニー・グッドマン楽団やミルズ・ブルー・リズム・バンド英語版もポップ・チャート入りした[2]

エリントンは1962年9月26日、ジョン・コルトレーンとの共演アルバム『デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン』でこの曲を再演しており[3]、この共演ヴァージョンは2005年のアメリカ映画『Prime』のサウンドトラックでも使用された[4]。また、オリジナル・ヴァージョンの録音に参加したジョニー・ホッジスは、自身のリーダー・アルバム『The Eleventh Hour』(1963年)でもこの曲を演奏した[5]

クレジット

作曲はエリントンの単独名義となっているが、実際にはオットー・ハードウィックの作ったメロディが元になったという説もある[2]。また、作詞はマニー・カーツとアーヴィング・ミルズ英語版(エリントンの楽曲を出版していた人物)の共作とクレジットされているが、実際にはカーツが単独で歌詞を書いた[2][6]

主な録音

インストゥルメンタルとしての録音

歌曲としての録音

脚注・出典




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