ラビニュー型ギヤトレイン
遊星歯車列のなかでは昔からよく使われる方式で、シングルピニオン遊星歯車とダブルピニオン遊星歯車を1組ずつ組み合わせ、2つのキャリアを連結し、2つのリングギヤも連結して4要素としたもの。3速AT用、4速AT用に使用され実績がある。軸方向の寸法が短いので、軸長を短くしたい横置きFF車のAT用に適している。構成要素が4要素と少なく、コンパクトであり、量産性やコスト面で有利である。また4要素の回転数が低いので、耐久信頼性に優れる。ただし伝達効率やギヤノイズなどの点では不利である。
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