RADD方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 03:40 UTC 版)
「フロントサスペンション (オートバイ)」の記事における「RADD方式」の解説
RADD方式は、上下に平行に配置された2本のリンクアームが車体前部に支持されていて、下側のロワーアームはハブ中心をボールジョイントを介して片持ち支持し、上側のアッパーアームはステアリングナックルの上部をボールジョイントを介して支持する。ステアリングナックルは車輪の上方でステアリングシャフトと接続され、ステアリングシャフトの回転をハブに伝達する。 1993年のヤマハ・GTS1000/Aに、ジェームス・パーカーが設計したRADDフロントサスペンションを採用していた。イタルジェットのスクーター、ドラッグスターも片持ち式スイングアームサスペンションを有しているが、イタルジェットのものはGTS1000/Aのものと異なりアッパーコントロールアームも有している。しかし、このアッパーコントロールアームは緩衝機能は持たず、ステアリングのリンケージ機能のみを担当している。
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