Paul Mauriatとは? わかりやすく解説

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ポール・モーリア

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 14:09 UTC 版)

ポール・ジュリヤン・アンドレ・モーリア(Paul Julien André Mauriat, 1925年3月4日 - 2006年11月3日)は、フランス作曲家編曲家指揮者ピアニストチェンバロ奏者。特に日本ではNHKラジオ第1放送などで頻繁にオンエアされ、レイモン・ルフェーブルフランク・プゥルセルらと並ぶイージーリスニング界の著名音楽家となった。


注釈

  1. ^ 1970年代半ばまではレコード解説文やテレビ番組などで「パリ音楽院出身」と誤って紹介されることが多かった。
  2. ^ 1975年、『エマニエル夫人』などの演奏にスティール・ギタリストとして起用された後、アルバム『ポール・モーリア・プロデュースによるラブ・サウンズへの新しき挑戦 <オンリー・ユー><幸せの黄色いリボン>』(FDX-170)を発表、同年の来日公演にもゲスト出演している。
  3. ^ 二人の間に子供は生まれなかった。
  4. ^ 1970年代にはディスコ「レアル」として営業が続けられていたことが「イージーリスニングの本」(参考文献の項を参照)の記事より確認できる。
  5. ^ Records Gilbert Montels
  6. ^ 初年度のみエドゥアルド・リュオ(Eduardo Ruo)リチャード・オードリー(Richard Audrey)の変名を使用。1960年以降はポール・モーリア名義でリリースしている。このほか同レーベル在籍中にNico PapadopoulosWilly Twist名義で発表している。[要出典]
  7. ^ 後に、モーリアがフィリップス・レコードに移籍した直後に発表したロシア民謡アルバム『赤いサラファン/永遠なるロシア〜ポール・モーリア・ストリングス・ムード』(SFX-7052)でも、ルフェーヴルがレコーディングをサポートしている。
  8. ^ 録音制作は1965年
  9. ^ 5月25日付Billboard Hot 100で60位。翌年1月9日付の「チキ・チキ・バン・バン」の76位を最後にBillboard Hot 100へのランクインはなくなるが、米国撤退する1971年までにイージー・リスニング/アダルト・コンテンポラリーチャートでは8曲、Billboard 200のうち100位以内に3枚のアルバムをランクインさせている。Paul Mauriat Chart History - Billboard
  10. ^ ただし、オーケストラ・メンバーに対するフランス人奏者の人数制限やプロモーターに対する不信などから、3度目となる1971年を最後に全米ツアーを打ち切っている
  11. ^ 本国などでは『BRASIL EXCLUSIVAMENTE』のタイトルでシリーズ化され、3枚のアルバムが発表されている。
  12. ^ A面収録曲はフランキー・モンテベルロとゴールデン・ストリングス「ドナ・ドナ・ドーナ」。なお、この時点でのアーティスト表記は「パウル・モーリア楽団」とされた。
  13. ^ 原題は「Infinito Desejo 」。モーリアが1980年春に開催したブラジル・ツァーの折に見出した曲で、同年の来日記念盤『カリオカの碧い風/ポール・モーリア』(FDX-490)に収録されたが、放送開始後も通販商品を除きシングルカットやコンピレーションアルバムに収録されることはなかった。
  14. ^ なお、ポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏で制作されたサウンドトラック盤のほか、丸山雅仁の編曲により主演女優である中山貴美子が歌唱した主題歌シングル盤(フィリップス 7PL-77)も制作・発売されている。
  15. ^ 高田恭子も別歌詞による「そよ風にのって」として、前記シングル「あじさいいろの日々」B面収録曲として発表している。
  16. ^ ただし、1982年2月11日に放送されたテレビ朝日「春の傑作推理劇場」では、架空の作品に差し替えられている。
  17. ^ 但し、モーリア本人は「ポール・モーリア・サウンドというものは存在しない」と、来日時のインタビューなどでは何度も回答している一方、「自己分析するのは自信過剰のようで嫌な気がする」と前置きした上で「バイオリンのクラシカルな使い方、ハープシコードやクラヴィネットのバロック風アレンジ、それにビートの効いたリズム・セクションを加えたもの」を特徴としてコメントしている(「イージー・リスニングの本」参照)。
  18. ^ ヴォカリオン・レコード(米エオリアン系のレーベル)とは別会社。
  19. ^ 発表当初は原題が同じであることからジョルジュ・ブラッサンスの曲として紹介され、モーリア自身がフランスの著作権管理団体SACEMに対して訂正を申し入れていたことが自叙伝で語られている。
  20. ^ 「来日公演に参加したこともあるトロンボーン奏者」との記述が過去に発売されたレコードの解説などで散見されるが、別人と混同されており、事実ではない。
  21. ^ 邦題は商品により『天使のセレナーデ』が混在している。
  22. ^ 但し、同映画本編の音楽はダドリー・ムーアが担当した。
  23. ^ 近年になってアフガニスタンのアーマッド・ザヒル (Ahmad Zahir作曲の『"Tanha Shodam"』が原曲であるという説が浮上している。
  24. ^ アルバム『オー・マリヤーナ』(ビクター SJX-10134)に収録。
  25. ^ 但しアルバム(28PP-42)での表記は『ラブ・イズ・ブルー'83』。
  26. ^ 但し、モーリアがアレンジおよびプロデュースを担当したフルート奏者ベルディーン・ステンベルグの作品として発表されている。
  27. ^ 1979年度来日公演まで使用。1973年ライブアルバムではノンクレジットながら収録された。
  28. ^ 1980年度から1984年度来日公演まで使用。一部で『BACK AGAIN』と表記したものがあるが、アルバム『シャレードの休日』に収録された別曲である。
  29. ^ 1985年度以降の生前全ての来日公演で使用されたものであり、1990年以降のライブアルバムに収録されたものは全て本バージョン
  30. ^ 公演年度により異なるモチーフの楽曲が演奏された。
  31. ^ 但し1986年のコンサート・プログラム上の曲目表記は『OPENING』とされている。
  32. ^ ポール・モーリア初のデジタル録音。米3M社製、32チャンネルのマルチデジタル録音機を使用。
  33. ^ 1983年のこのCD初発売当時、発売元の日本フォノグラムでのCD発売は、当時の西ドイツにあった、ポリグラムのハノーバー工場で製造したそれを輸入して、国内仕様にして発売することが、一般的であった。
  34. ^ CD初発売当時、同一のCDが、当時の松下電器(現パナソニック)テクニクスのCDプレーヤーのデモ用の1つに作られ、それは、当時大阪にあった松下電器のCD工場で製造された。これは、同社が、当時の発売元の日本フォノグラムの株主であったことから、実現できた。
  35. ^ 所属事務所VAL PRODUCTIONの制作によりALL ACCESSレーベルから「ミュージックリーグ」経由でリリースされた。後に海外レーベルからも発売されている。
  36. ^ 但し'85年度公演

出典

  1. ^ https://www.discogs.com/Le-Grand-Orchestre-De-Paul-Mauriat-Love-Is-Blue/release/4622141
  2. ^ https://www.discogs.com/ja/Paul-Mauriat-And-His-Orchestra-Blooming-Hits/release/1542064
  3. ^ https://www.discogs.com/ja/Paul-Mauriat-Le-Grand-Orchestre-De-Paul-Mauriat/master/577950
  4. ^ Officier des Arts。出典:『CHAGE & ASKA コレクション/ポール・モーリア』(PCCY-00564)解説。
  5. ^ 出典:『PAUL MAURIAT "SAYONARA" The Farewell Concert』(VAL 4-2000)解説。
  6. ^ http://www.grandorchestras.com/mauriat/misc/irene-mauriat-message.html イレーヌ・モーリアのコメント(英文)
  7. ^ 出典:1998年来日公演パンフレット掲載の対談記事より。
  8. ^ 1992年12月7日放送「ポール・モーリアが作った曲をパリで受け取りたい!」、同14日「ポール・モーリアさんから“ネコなんだもん”のテープが届いた!」
  9. ^ 放送日出典 http://www.ntv.co.jp/denpa/index.html
  10. ^ 1994年3月14日放送「ネコなんだもん発売近し」その他
  11. ^ 1999年4月7日放送
  12. ^ セルジュ・エライク著『ポール・モーリア』
  13. ^ http://www.billboard.com/archive/charts/1968/hot-100
  14. ^ https://www.oricon.co.jp/news/38699/#rk
  15. ^ a b c d 『チコちゃんに叱られる!』最後に全てをかっさらう、コウメ太夫の生真面目さ「適任ではないのでは…」”. サイゾーウーマン. 2022年12月13日閲覧。
  16. ^ a b c d e オリーブの首飾りとは?ポール・モーリアの曲が手品の定番曲になった理由を紹介! 2022年12月”. MAGICDOOR. 2022年12月13日閲覧。
  17. ^ a b c オリーブの首飾り 手品BGM 歌詞と原曲の意味”. 世界の民謡・童謡. 2022年12月13日閲覧。
  18. ^ 2007年発売『ポール・モーリア/ジャパニーズ・オリジナル・アルバム・コレクション VOL.4』(UICY-90696/706)解説より。
  19. ^ 1986年4月5日発売
  20. ^ 以下、NHK番組につき出典 http://cgi2.nhk.or.jp/chronicle/pg/page010.cgi
  21. ^ 1982年公演、『ポール・モーリア/愛のメロディ』
  22. ^ NHK総合テレビ1990年12月11日放送「ショータイム〜サウンドの魔術師ポール・モーリア」


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