奥野谷浜駅とは? わかりやすく解説

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奥野谷浜駅

(Okunoyahama Freight Terminal から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 15:50 UTC 版)

奥野谷浜駅
構内(2010年6月、各工場への専用線が分岐)
おくのやはま
OKUNOYAHAMA
神栖 (9.1 km)
所在地 茨城県神栖市東和田
所属事業者 鹿島臨海鉄道
所属路線 鹿島臨港線
キロ程 19.2 km(鹿島サッカースタジアム起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1970年昭和45年)7月21日
備考 貨物専用駅
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奥野谷浜駅(おくのやはまえき)は、茨城県神栖市東和田にある鹿島臨海鉄道鹿島臨港線貨物駅である。

歴史

駅概要

専用線発着コンテナ貨物・専用線発着車扱貨物の取扱駅となっている。

地上駅で、三菱ケミカル鹿島事業所、ENEOSマテリアル鹿島工場(旧・JSR鹿島工場)への専用線が分岐している。この分岐点の先の直進側で簡易な車止めが置かれており、そこが事実上の軌道終端となっている。

神栖 - 奥野谷浜間には、平日午前不定期にJSR向けのコンテナ列車が運行されている[1]

かつては信越化学工業鹿島工場、鹿島石油鹿島製油所、武田薬品工業鹿島工場への専用線もあった。武田薬品工業専用線では、速星駅からタンク車濃硝酸が輸送されていたが2008年3月限りで廃止された。信越化学工業専用線ではポリ塩化ビニルを、鹿島石油専用線では石油などを取り扱っていた。三菱化学専用線には液化酸化エチレンの荷役設備が設置され、塩浜駅へ液化酸化エチレンが発送されていたが2011年3月限りで廃止された[注釈 2]

駅周辺

隣の駅

鹿島臨海鉄道
鹿島臨港線
神栖駅 - 知手駅 - 奥野谷浜駅

脚注

注釈

  1. ^ 3月11日発送分で事実上終了)
  2. ^ 東日本大震災により3月11日発送をもって事実上終了)

出典

  1. ^ 岩成政和「私鉄貨物列車 2018」『レイルマガジン』第418号、ネコ・パブリッシング、2018年7月。 
  2. ^ "茨城事業所(概要)". 三菱ケミカル. 2021年3月15日閲覧

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