Objet d'artとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Objet d'artの意味・解説 

オブジェ

(Objet d'art から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 23:07 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

オブジェ (:Objet)は、事物、物体、対象などの意味を持つ、英語ではobject(オブジェクト)にあたる言葉。

主に美術用語として用いられ、(フランス語や英語ではObjet d'art英語版)その場合には自然物、工業製品、廃品、日用品など、またはそれを使用して作られた立体作品をさす[1]ダダイスムシュルレアリスムでの使用が顕著。

思想としてのオブジェ

仏文学者の澁澤龍彦が好んで用いた概念。人間を物自体としてとらえるその考え方は、マゾヒズムの基盤ともなる思想であり、その中ではあらゆる存在が唯物論的観点の元で対等になる。さらにそこへ美という観念を加え、その対象をオブジェと称した[2]

脚注

  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説『オブジェ』 - コトバンク参照
  2. ^ 渋澤龍彦 著『言葉の標本函 オブジェを求めて―渋澤龍彦コレクション』河出文庫・河出書房新社2000年 ISBN 978-4309406145参照

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Objet d'art」の関連用語

Objet d'artのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Objet d'artのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオブジェ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS