Oリング形状・ハウジング形状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 15:39 UTC 版)
「Oリング」の記事における「Oリング形状・ハウジング形状」の解説
後述のように多くの規格でOリングの形状、溝の形状が標準化されている。 環の内径と太さによってOリングの形状が決定される。寸法の具体例としては、JIS規格では運動用Oリングの基準寸法(公称寸法)について、内径を2.8 mmから399.5 mmまで、太さを1.9 mmから8.4 mmまでの範囲で規定している。 ハウジングのために、典型的には密閉する2つの部品のどちらかに四角形の溝が作られる。その他のハウジング形状としては、三角溝、あり溝がある。 Oリングの欠点として、相手部品に押し潰してシールを達成する原理上、相手部品の表面粗さを小さくする必要がある。特に運動用は、固定用以上に表面粗さを抑える必要がある。運動用における摺動面には、算術平均粗さや二乗平均粗さで0.4 μm程度が要求される。
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