ニポウディスクスキャナー
【英】Nipkow disk scanner
ニポウディスクスキャナーとは、光学的文字認識に用いられるデバイスの一種で、端に一列ないしは多数列の孔を螺旋状にあけたディスクを用いるデバイスのことである。ドイツ人のポール・ニポウ(Poul Nipkow)によって開発された「ニポウディスク」が応用されている。ニポウディスクの構造は開発初期のテレビなどに採用されていた。
ニポウディスクスキャナーに設けられた孔は、ディスクが回転すれば文書の機械的な走査ができるように、連続して空けてある。そうして機械的な走査を経て、可視パターンを電気的なパターンに変換することができる。試料から反射した光は垂直スリットを通って回転ディスクに焦点を結ぶ。ディスク内で孔を通過した光は光電子増倍管に渡される。
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