南部石(Nambulite)
福島県いわき市御斎所鉱山
(Li,Na)Mn42+Si5O14(OH) 画像の幅約1.3cm
写真の橙色をした部分が南部石です。
1972年に岩手県舟子沢鉱山で発見された鉱物で、東北大学の南部松夫博士にちなんで
名付けられました。
南部石(Nambulite)
岩手県九戸郡大野村 舟子沢鉱山
(Li,Na)Mn2+4Si5O14(OH) 画像の幅約9mm、標本の幅約2.5cm
標本の橙色をした部分が南部石です。
1972年に岩手県舟子沢鉱山で発見された鉱物で、東北大学の
南部松夫博士にちなんで名付けられました。
南部石
(Nambulite から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/23 00:33 UTC 版)
南部石(なんぶせき、 Nambulite)は、1972年に発表された日本産新鉱物で、旧地質調査所の鉱物学者吉井守正などにより、岩手県の舟小沢鉱山で発見された[1]。化学組成は(Li,Na)Mn4Si5O14(OH)で、三斜晶系。東北大学の鉱物学者であった南部松夫の業績をたたえて命名された。なおその後、アルカリ金属のサイトが、ナトリウムの卓越する組成の種も発見されており、ソーダ南部石(Natronambulite)と呼ばれる。
- ^ Yoshii, M. et al. (1972): Nambulite, a new lithium- and sodium-bearing manganese silicate from the Funakozawa mine, northeastern Japan. Mineral. Jour., 7, 29-44.
- 1 南部石とは
- 2 南部石の概要
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