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ムハッカク体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/10/19 00:26 UTC 版)

ムハッカク体（ムハッカクたい、アラビア語: محقق‎, ラテン文字転写: muḥaqqaq）はアラビア語で文章を書く際に用いられる書体の一つであり、アラビア書道主要6書体のうちの1書体である^[1]。ムハッカク体は「マシャーヒフ」（単数形はムシャフ、例：クルアーンの転写物）を転写するために用いられることが多く、この書体は有数の美しい書体であると同時に、習得することが難しい書体の一つであると考えられている^[2]。

表話編歴アラビア語 العربية‎
概説	アラビア語フスハーアーンミーヤ
文字	アラビア文字アラビア文字化小児経ペルシアウルドゥーシャームキーウイグル（英語版）ジャーウィーオスマンインド数字 ا‎ ب‎ ت‎ ث‎ ج‎ ح‎ خ‎ د‎ ذ‎ ر‎ ز‎ س‎ ش‎ ص‎ ض‎ ط‎ ظ‎ ع‎ غ‎ ف‎ ق‎ ك‎ ل‎ م‎ ن‎ ه‎ و‎ ي‎ ة‎ ء‎
書法	クーフィー体スィーニー体スルス体タアリーク体ディーワーニ体ナスタアリーク体ナスフ体ムハッカク体ルクア体
文法	文法冠詞数詞発音シャクルシャッダ
マグリブ方言	アルジェリア方言サハラ方言ジジェル方言チュニジア方言モロッコ方言ジュバラ方言ハッサニア方言リビア方言シチリア方言マルタ語
アラビア半島方言	湾岸方言バーレーン方言オマーン方言ドファール方言北イエメン方言南イエメン方言ハドラマウト方言ナジュド方言シフフ方言ヒジャーズ方言
中央方言	スーダン方言エジプト方言サイード方言チャド方言
レバント方言	パレスチナ方言ヨルダン方言シリア方言北シリア方言レバノン方言
東部方言	イラク方言キプロス方言フーゼスターン方言中央アジア・アラビア語
その他の方言	アル・アンダルス＝アラビア語ユダヤ・アラビア語群
斜字体は消滅した方言

脚注

^ John F. A. Sawyer, J. M. Y. Simpson, R. E. Asher (eds.), Concise Encyclopedia of Language and Religion, Elsevier, New York 2001, ISBN 0-08-043167-4, p. 253.
^ Mansour, 30.
^ Mansour, 139–140.
^ Mansour, 91.
^ Mansour, 20.
^ Mansour, 278
^ Mansour, 187.

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