MikuMikuDanceにおけるSSAO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 23:57 UTC 版)
「SSAO」の記事における「MikuMikuDanceにおけるSSAO」の解説
MikuMikuDance (MMD) において、SSAOはデフォルトでは実装されていないが、MikuMikuEffectというプラグインを通して実行できるエフェクト(HLSLで記述されたシェーダー)として、有志によってSSAOが配布されている。 MMDの描画パイプラインは遅延シェーディングに対応していないため、環境光にのみ乗算を行うことができない。かといって、描画結果全体にSSAOを乗算すると、影の彩度が下がってしまうが、トゥーン表現を得意としているMMDにおいてこれは望ましくないため、独特の計算方法によって彩度を保っている。 SSAOフィルタの登場以前からあった、ディフューズテクスチャにAOのような陰影を書き込む方法も未だに広く使われているが、環境光にのみ陰影を適用できないという問題点はSSAOと変わらない。また、テクスチャによる陰影とSSAOが併用されることも多くある。
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