マチルダの丘

デジタル大辞泉

マチルダ‐の‐おか〔‐をか〕【マチルダの丘】

読み方：まちるだのおか

《Mathildenhöhe》ドイツ中部、ヘッセン州の都市ダルムシュタットにある芸術家村。19世紀末から20世紀にかけて、ヘッセン‐ダルムシュタット大公エルンスト＝ルートウィヒが国内各地から芸術家を集めてつくった。オーストリアの建築家ヨーゼフ＝オルブリッヒが設計した結婚記念塔など、ユーゲントシュティールの建造物群が残っている。2021年に「ダルムシュタットのマチルダの丘」の名称で世界遺産（文化遺産）に登録された。マティルデの丘。