マンダレイとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > マンダレイの意味・解説 

マンダレイ

(Manderlay から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 09:53 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
マンダレイ
Manderlay
監督 ラース・フォン・トリアー
脚本 ラース・フォン・トリアー
製作 ヴィベク・ウィンドレフ
製作総指揮 ペーター・アールベーク・イェンセン
レネ・ボーグルム
出演者 ブライス・ダラス・ハワード
ウィレム・デフォー
音楽 ヨアキム・ホルベック
撮影 アンソニー・ドッド・マントル
編集 モリー・マリーヌ・ステンスゴード
製作会社 ゼントロパ
配給 ギャガ
公開 2005年6月3日
2006年3月11日
上映時間 139分
製作国  デンマーク
 スウェーデン
オランダ
フランス
ドイツ
イギリス
イタリア
言語 英語
製作費 $14,200,000
興行収入 $547,479
前作 ドッグヴィル
テンプレートを表示

マンダレイ』(Manderlay)は2005年デンマーク他6カ国の出資で製作された映画。ラース・フォン・トリアー監督・脚本による「アメリカ合衆国 - 機会の土地」三部作の2作目。主演はブライス・ダラス・ハワード

観念的な「多数決主義」や「自由主義」を力ずくで押し付けることや、人間を類型に当てはめようとすることの愚かしさを描く。

2005年のカンヌ国際映画祭コンペティションに、トリアーの監督作としては通算7本目のノミネートを果たした。

ストーリー

舞台は1933年アラバマ州南北戦争奴隷解放宣言からおよそ70年。縄張りを失って旅をしていたグレース(ハワード)たちギャング団は大農場マンダレイの前で黒人の女に呼び止められる。そこでは依然として奴隷制度同様の搾取が横行し、今まさに「使用人」の一人ティモシー(バンコレ)がむち打たれようとしていた。グレースが銃の力で割り込むと農場の女主人(バコール)は息絶えてしまう。命令するものを失って途方にくれる黒人の使用人たちをみてグレースは、マンダレイを民主的で自由な共同体につくりかえる決心をするが…。

キャスト

製作

前作『ドッグヴィル』に引き続き、床に枠線や説明の文字を描き建物の一部をセットに配しただけの舞台[1]ジョン・ハートによる詳細なナレーションなどの実験的な手法で作られている。

キャスティング

主演(グレース役)がニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに変わった。前作で脇役を演じた数人の俳優が別の役で再出演している。

脚注

  1. ^ セットの作り込みはより大掛かりなものになった。

外部リンク






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マンダレイ」の関連用語

マンダレイのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マンダレイのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマンダレイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS