M55幹線道路_(ロシア)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > M55幹線道路_(ロシア)の意味・解説 

ロシア連邦道路R258

(M55幹線道路_(ロシア) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/27 02:51 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ロシア連邦道路
ロシア連邦道路 R258
「バイカル」
地図
路線延長 1113km
起点 イルクーツク
主な
経由都市
ウラン・ウデ
終点 チタ
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

ロシア連邦道路 R258ロシア語: Федера́льная автомоби́льная доро́га Р258 «Байка́л» 2018年1月1日まではロシア連邦道路M55[1])または連邦道路バイカルは、ロシア連邦イルクーツクチタを結ぶロシア連邦道路である。イルクーツク州ブリヤート共和国ザバイカリエ地方を経由する。ロシア連邦道路R297「シベリア」の東方面の延長で、総距離は1113km。クルティクでロシア連邦道路A333ロシア語版ウラン・ウデロシア連邦道路A340ロシア語版と接続し、ともにモンゴル国へ向かう。アジアハイウェイ6号線の一部。

路線状況

道路は主に幅7mで、アスファルト舗装を施されているが一部コンクリート舗装や未舗装の部分もある。全線2車線で、急勾配や急カーブ、見通しが悪い区間などがいくつか存在し、運転する際に注意を必要とする。また、途中にかかる橋はすべて60トン以上の耐荷重量を持ち、トンネルは存在しない。沿線は大陸性の気候で冬は-24℃、夏は20℃に達する。

歴史

1970年にソビエト連邦共産党中央委員会によって極東、東シベリア、中央アジアにおける道路の再建が決議され、ソビエト連邦防衛省の管理のもとソビエト連邦軍が建設を行うこととなり、いくつかの道路工兵旅団がその任務に割り当てられた。建設の資金はロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の設備投資によって賄われた。556kmはすでに舗装されており、残りの606kmの建設は以下の三つの区間に分けられ、1970年に工事が開始された。

これにかかった費用は1970年当時のお金で2.07億ルーブルであったと推測されている。この工事では、103本の橋をはじめとしてガソリンスタンドや保守用の建物なども建設された。その後、道路工兵旅団がチタ - ハバロフスク間(現:ロシア連邦道路R297)の道路建設のため移動したのちも工事は続けられ、1981年に大部分が開通した。

参考文献

脚注


「M55幹線道路 (ロシア)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「M55幹線道路_(ロシア)」の関連用語

M55幹線道路_(ロシア)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



M55幹線道路_(ロシア)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロシア連邦道路R258 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS