Mの初公判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:12 UTC 版)
「マブチモーター社長宅殺人放火事件」の記事における「Mの初公判」の解説
2006年2月23日、千葉地方裁判所(宮本孝文裁判長)にて、被告人Mの初公判が開かれた。 この日の公判では、マブチ事件についてのみ審理され、追起訴された我孫子・目黒の2事件についての審理は、2006年5月25日の次回公判以降に併合審理することとなった。 冒頭陳述で検察側は、「過去に殺人で服役していた被告人Mは、獄中で『カネが入れば、海外旅行・女遊びなどでバラ色の人生を送れる』と犯行を決意した」ことを主張した。その上で検察側は「来世でもまた(殺害された妻と)一緒になりたい」「犯人が捕まっても2人は戻らず、喪失感は埋まらない」などといった、被害者遺族らの心境が綴られた調書を朗読した。 同日、罪状認否で被告人Mは「間違いありません」と起訴事実を認めたが、被害者遺族らがいた傍聴席に対しては、視線を向けたり頭を下げたりするような行動を取ることは一度もなかった。
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