ほそばみずぜにごけ (細葉水銭苔)
●わが国の各地をはじめ、北半球に広く分布しています。水の滴り落ちる崖などに生え、大きな群落をつくります。緑色の葉状体は密生して立ち上がります。雌雄異株で、長い蒴柄のうえに球形の蒴をつけ、成熟すると4裂します。
●ミズゼニゴケ科ミズゼニゴケ属の苔類で、学名は Pellia endiviifolia。英名は Liverwort。
ぜにごけ (銭苔)
●世界中の、熱帯から周極までの気候に分布しています。苔類に属するコケ植物で、茎と葉の区別が曖昧な葉状体です。わが国では、人家の周辺などの湿気の多い場所に生えます。葉状体は二股状に分かれて扁平なロゼットを形成します。この種は、有性生殖または無性的に繁殖します。有性生殖には、雌株が形成した造卵器と雄株が形成した精子が必要です。無性生殖は、植物体の古い部分が枯死したときや、新枝がばらまかれて個々の植物体なったときに行われます。
●ゼニゴケ科ゼニゴケ属の苔類で、学名は Marchantia polymorpha。英名は Liverwort。
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