カルノー図とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カルノー図の意味・解説 

カルノー図

(Karnaugh map から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 07:32 UTC 版)

カルノー図の例

カルノー図(カルノーず、: Karnaugh map)は論理回路などにおいて論理式を簡単化するための表であり、その方法をカルノー図法という。よく似た概念にベイチ (Veitch) 図と呼ばれる図があり、変数と数字の書き方のみが異なる。

概要

カルノー図は1950年代ベル研究所モーリス・カルノー(Maurice Karnaugh)によって発明された。

論理式を簡略化することにより、回路に使う素子を減らすなどのメリットがある。また、ブール代数の公式などを使って論理式を簡略化するよりも比較的楽にできる場合が多い。これはハミング距離が1となるように図が組まれており(図の入力欄の隣同士の真偽値が1つだけ違うように)、感覚的、視覚的な方式で簡略化ができるためである。この入力欄の順序はグレイコードを生成するアルゴリズムで作成できる。

特に

図1

  • 図2

  • 例2

    論理式

    図3

  • 図4

  • 関連項目




    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「カルノー図」の関連用語

    カルノー図のお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    カルノー図のページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのカルノー図 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS