JPML WRCリーグとは? わかりやすく解説

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JPML WRCリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 06:53 UTC 版)

JPML WRCリーグ
開催概要
開催時期 1月-7月(前期)
8月-翌年2月(後期)
初回開催 2016年
参加資格 日本プロ麻雀連盟員のみ
方式 予選リーグ+トーナメント
ルール 連盟WRCルール
優勝賞金 60万円(2025年度)
主催 (株)JPML
公式サイト https://www.ma-jan.or.jp/title-fight/champions-league.html
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JPML WRCリーグは、日本プロ麻雀連盟の関連団体である(株)JPMLが主催する競技麻雀のタイトル戦[1]

2022年に創設された赤牌ありのリーグ戦については、JPML WRC-Rリーグを参照のこと。

概要

旧「内外タイムス」を起源とするリーグ戦で、2001年度前期までは「王座杯」という名称だったが、2001年度後期より「チャンピオンズリーグ」へ改称され、2016年後期からルールや大会形式を変更のうえ、連盟WRCルールで打つ機会を増やす大会として[2]、現行のタイトルとなった。

大会システム

日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士のみが参加できる。鳳凰戦所属リーグを問わないため、A1リーグ所属の雀士とEリーグ所属の雀士が対戦することも発生しうる[1]

予選リーグ[2][3]
1節4日間(基本的に土・日・火・水曜日に行われる)のリーグ戦を5節行う。50分超過時点でその次の局が最終局となる。
各節終了時点でポイントがマイナス150ポイントを超えるとその時点で失格。
5節終了時点で成績を比較し、順位に応じて以下のトーナメントに進む。
  • 総合首位→ベスト16にシード
  • 総合2位-10位(9名)→2次トーナメントにシード
  • 総合11位-26位(16名)→1次トーナメント進出
なお、シード選手の参加辞退等によりトーナメント参加者が不足する場合は順位を繰り上げる。
予備予選トーナメント[3]
地方支部代表12名(足りない場合は予選リーグ敗退者から補充)を3卓に分け、各卓で半荘2回戦を実施。
各卓の上位2名、計6名が2次トーナメント進出。
1次トーナメント[2][3]
シードの女流桜花、プロクイーンと、予選勝ち上がり16名、予備予選トーナメント勝ち上がり6名を加えた24名を6卓に分け、各卓で半荘3回戦を実施。
各卓の上位2名、計12名が2次トーナメント進出。
2次トーナメント[2][3]
シードの王位、麻雀マスターズ、麻雀グランプリと予選シード9名、1次トーナメント勝ち上がり12名を加えた24名を6卓に分け、各卓で半荘3回戦を実施。
各卓の上位2名、計12名がベスト16進出。
ベスト16[2][3]
シードの前期WRC優勝者、鳳凰位、十段位と予選最上位シード、2次トーナメント勝ち上がり12名を加えた16名を4卓に分け、各卓で半荘4回戦を実施。
各卓の上位2名、計8名がベスト8進出。
ベスト8[2]
ベスト16勝ち残りの8名を2卓に分け、各卓で半荘4回戦を実施。
各卓の上位2名、計4名が決勝進出。
決勝[2]
ベスト8勝ち残りの4名で半荘4回戦を実施し、成績上位が優勝。
第13期からは優勝賞金として60万円が授与される[4]

他のタイトル戦と異なり、前回優勝者はベスト16シードとなる(決勝まで2回の勝ち上がりが必要)ため、システム的に連覇の難しい大会となっている[5]

なお、チャンピオンズリーグ時代は、予選リーグは半荘4回戦×5節。1半荘は時間制限ありの50分+1局で打ち切り。準々決勝からは現チャンピオンズリーグの1名を加えた16名で行う。決勝は準決勝勝ち上がりの4名で半荘5回戦。その半荘5回戦のトータルトップ者が優勝者だった。

2020年の第8期は新型コロナウイルスの影響による3ヶ月間の中断があったため1年通じての開催となり、リーグ戦も7節にわたって行った。

ニコニコ生放送などでは決勝トーナメントのベスト16以降から配信されるが、近年は1日で2卓連続配信のパターンが多く、日程によってはベスト16は連盟の公式Xのアンケート機能を使ったアンケートで1日で2卓ずつのうち投票が多かった卓を前後半に分けて配信する事もあるという。

歴代優勝者

☆は女流プロ

チャンピオンズリーグ
JPML WRCリーグ

脚注

  1. ^ a b JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年9月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 開催概要 - JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年8月19日閲覧。
  3. ^ a b c d e 第14期JPMLWRCリーグ予選~トーナメントレポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年8月19日閲覧。
  4. ^ 日本プロ麻雀連盟2025年度タイトル戦賞金一覧”. 日本プロ麻雀連盟. 2025年3月31日閲覧。
  5. ^ a b 福光聖雄 (2023年4月7日). “第258回:プロ雀士インタビュー 石立 岳大  インタビュアー:福光 聖雄”. 日本プロ麻雀連盟. 2023年8月10日閲覧。



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