イソペニシリンNシンターゼとは? わかりやすく解説

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イソペニシリンNシンターゼ

(Isopenicillin-N synthase から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/28 01:20 UTC 版)

イソペニシリンNシンターゼ
識別子
EC番号 1.21.3.1
CAS登録番号 78642-31-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

イソペニシリンNシンターゼ(isopenicillin-N synthase、IPNS)は、ペニシリンおよびセファロスポリン生合成酵素の一つで、次の化学反応触媒する酸化還元酵素である。

N-[(5S)-5-アミノ-5-カルボキシペンタノイル]-L-システイニル-D-バリン + O2 イソペニシリンN + 2 H2O

この酵素の基質N-[(5S)-5-アミノ-5-カルボキシペンタノイル]-L-システイニル-D-バリンとO2で、生成物はイソペニシリンNとH2Oである。

この酵素は酸化還元酵素に属し、酸素を受容体としてX-HとY-HからのX-Y結合の形成に特異的に作用する。組織名はN-[(5S)-5-amino-5-carboxypentanoyl]-L-cysteinyl-D-valine:oxygen oxidoreductase (cyclizing) である。

参考文献

  • Huffman, G.W., Gesellchen, P.D., Turner, J.R., Rothenberger, R.B., Osborne, H.E., Miller, F.D., Chapman, J.L. and Queener, S.W. (1992). “Substrate specificity of isopenicillin N synthase.”. J. Med. Chem. 35: pp. 1897-1914. PMID 1588566.
  • Roach, P.L., Clifton, I.J., Fulop, V., Harlos, K., Barton, G.J., Hajdu, J., Andersson, I., Schofield, C.J. and Baldwin, J.E. (1995). “Crystal structure of isopenicillin N synthase is the first from a new structural family of enzymes.”. Nature 375: pp. 700-704. PMID 7791906.



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