IETFでの関連記載
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 16:35 UTC 版)
「localhost」の記事における「IETFでの関連記載」の解説
IETFドキュメント"Special-Use IPv4 Addresses" (RFC 5735)には、127.0.0.0/8はループバック用に予約されたIPv4アドレスであると記載されている。 このアドレスはどの組織やISPにも割り当てられていない。このアドレスブロック'127.0.0.0/8'宛のパケットはホストシステム外へは出ない。ホストシステム内部では、ループバックインターフェースは一般的にアドレス'127.0.0.1'に対しサブネットマスク'255.0.0.0'を割り当てる。これは、ローカルシステムのルーティングテーブルにルーティングエントリー'127.0.0.0/8'を設定するので、'127.0.0.0/8'のどのアドレス宛のパケットもシステム内部にルーティングされる。 一方で、RFC 4291に記載されているIPv6アドレスアーキテクチャでは、たった1つのIPv6アドレス::1/128のみがループバックアドレスに指定されている。 RFC 4291では、以下のように述べられている:"ループバックアドレスは、単一ノードの外側に送信する IPv6パケットの送信元アドレスとして使用してはならない。ループバックの宛先アドレスを持つIPv6パケットは、単一ノードの外側に送信してはならず、IPv6ルータは転送してはならない。ループバックの宛先アドレスを持つインタフェース上で受信したパケットは落とさなければならない。"
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