HMS Diadem (84)とは? わかりやすく解説

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ダイアデム (軽巡洋艦)

(HMS Diadem (84) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 16:23 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1939年12月15日
進水 1942年8月21日
就役 1944年1月6日
退役 1950年
その後 1956年2月29日パキスタン海軍に売却
除籍
性能諸元
排水量 基準 5,950トン
満載 7,200トン
全長 512 ft (156 m)
全幅 50.5 ft (15.4 m)
吃水 14 ft (4.3 m)
機関 パーソンズ型ギアードタービン
4軸推進、62,000 shp(46MW)
最大速 32.25ノット (60 km/h)
乗員 530名
兵装
(竣工時)
5.25インチ連装砲 4基
20mm連装機関砲 6基
2ポンド4連装ポムポム砲 3基
21インチ3連装魚雷発射管 2基

ダイアデム (HMS Diadem, 84) は、1942年進水イギリス海軍軽巡洋艦ベローナ級

艦歴

1939年12月15日起工。1942年8月21日進水。1944年1月6日竣工。

1944年3月、ソ連へ向かう船団JW58の護衛に加わる。4月にもソ連から戻る船団二つ(RA58船団とRA59船団)の護衛任務に従事した。

1944年6月、ノルマンディー上陸作戦に参加。作戦後はフランス沿岸でのドイツ艦船攻撃任務に当たり、8月12日に「ダイアデム」と駆逐艦「オンズロー」、「ピオルン」は「Sperrbrecher 7」を沈めた。

9月は再び北極海での船団護衛に従事した。この時は「ダイアデム」はJW60船団とRA60船団の護衛に加わっていた。

1944年末は、航空機によるノルウェー沿岸への機雷敷設を行う空母の護衛に従事した。

1945年になると、再び北極海で船団護衛に就いた。「ダイアデム」が護衛した船団はJW63、RA63、JW65、RA65であった。また、この間の1945年1月28日には「ダイアデム」と軽巡洋艦「モーリシャス」はベルゲン沖でドイツ駆逐艦「Z31」、「Z34」、「Z38」と交戦した。「ダイアデム」と「モーリシャス」は「Z31」に大損害を与えたが、ダイアデムも命中弾を受け戦死者1名を出した。

1956年2月29日パキスタンに売却され、1957年7月5日に「バブール (Babur)」と改名され就役した。

外部リンク


「HMS Diadem (84)」の例文・使い方・用例・文例

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