グルコノラクトナーゼとは? わかりやすく解説

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グルコノラクトナーゼ

(Gluconolactonase から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/12 09:04 UTC 版)

gluconolactonase
識別子
EC番号 3.1.1.17
CAS登録番号 9012-73-1
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

グルコノラクトナーゼ(Gluconolactonase、EC 3.1.1.17)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

D-グルコノ-1,5-ラクトン + 水 D-グルコン酸

従って、この酵素は、D-グルコノ-1,5-ラクトンの2つの基質、D-グルコン酸の1つの生成物を持つ。

この酵素は加水分解酵素に分類され、特にカルボキシルエステル結合に作用する。系統名はD-グルコノ-1,5-ラクトンラクトノヒドロラーゼ(D-glucono-1,5-lactone lactonohydrolase)である。ラクトナーゼ、アルドラクトナーゼ、グルコノデルタラクトナーゼ等とも呼ばれる。ペントースリン酸経路アスコルビン酸及びアルダル酸代謝カプロラクタムの分解の3つの代謝経路に関与している。

出典

  • BRODIE AF, LIPMANN F (1955). “Identification of a gluconolactonase”. J. Biol. Chem. 212 (2): 677–85. PMID 14353869. 
  • Bublitz C and Lehninger AL (1961). “The role of aldonolactonase in the conversion of L-gulonate to L-ascorbate”. Biochim. Biophys. Acta 47 (2): 288–297. doi:10.1016/0006-3002(61)90289-X. 
  • Suzuki K, Kawada M and Shimazono N (Tokyo). “Soluble lactonase. Identity of lactonase I and aldonolactonase with gluconolactonase”. J. Biochem.: 448–449. 



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