ガーナ空軍
(GHF から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 10:31 UTC 版)
ガーナ空軍 Ghana Air Force |
|
---|---|
創設 | 1959年 |
国籍 | ![]() |
軍種 | 空軍 |
タイプ | 軍事航空 |
任務 | 航空戦闘 |
上級部隊 | ガーナ軍 |
基地 | アクラ |
渾名 | GHF |
戦歴 | 第一次リベリア内戦 第二次リベリア内戦 マリ北部紛争 |
指揮 | |
司令官 | フレデリック・アサレ・ベコエ少将 |
識別 | |
国籍識別標 | ![]() |
フィンフラッシュ | ![]() |
空軍旗 | ![]() |
使用作戦機 | |
汎用ヘリ | Z-9 Mi-17/171 |
哨戒機 | DA42 |
練習機 | K-8 |
輸送機 | C-295 |
ガーナ空軍(ガーナくうぐん、英語: Ghana Air Force、略称GHF)は、ガーナにおける空軍組織。
ガーナ空軍(GHF)は、ガーナ陸軍 (GA) およびガーナ海軍 (GN) とともにガーナ国防省 (MoD) の管轄であるガーナ軍 (GAF) を構成している。
概要
ガーナ空軍の主な任務は、陸軍の兵站も含めた支援を行うことにある。しかし、整備能力の低さにより、高い評価を得ているわけではない。
歴史
ガーナ空軍は、独立直前の1959年にインドとイスラエルの支援の下、設立された。本部はアクラであり、設立当初はインド空軍の准将が責任者であった。
1960年からイギリス空軍が、人材育成の支援を始め、1961年にはカナダ空軍がこれに加わった。1961年にガーナ人の准将が指揮官として任命されている。
設立時は、練習機と輸送機部隊のみしかなかったが、後にヘリコプター部隊も装備している。MB326練習機/軽攻撃機も後に導入している。
なお、1981年にクーデターを起こし混迷を極めていたそれまでの国情を安定化させ、1992年民政移管時に選挙で大統領となったジェリー・ローリングスは、決起時にはガーナ空軍の大尉であった。
組織
本部は首都アクラにあり、主な基地は以下の4か所にある。
- アクラ - 本部および輸送機基地
- タマレ - 戦闘および訓練基地
- セコンディ・タコラディ - 訓練基地
- クマシ - 支援基地
2024年時点で、2,000名の人員を擁する[1]。1個対地攻撃飛行隊、1個監視飛行隊、1個輸送飛行隊、1個訓練飛行隊、1個輸送ヘリコプター隊からなる[1]。
機材
固定翼機
- K-8 カラコルム×4[1]
- DA42 MPP×2[1]
- DA42×1[1]
- C295M×3[1]
- セスナ 172×3[1]
- ファルコン 900EX×1(要人輸送機)[1]
- フォッカー F28×1(保管中)[1]
回転翼機
脚注
出典
参考文献
- The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2024) (英語). The Military Balance 2024. Routledge. ISBN 978-1-032-78004-7
固有名詞の分類
- ガーナ空軍のページへのリンク