FrontBase 関数とは? わかりやすく解説

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FrontBase 関数

導入

このモジュールの関数により、FrontBase データベースサーバに アクセスすることが可能になります。FrontBase に関する詳細については、» http://www.frontbase.com/ で入手可能です。
FrontBase に関するドキュメントは、» http://www.frontbase.com/cgi-bin/WebObjects/FrontBase.woa/wa/productsPage?currentPage=Documentation から入手可能です。
Frontbase のサポートは、PHP 4.0.6 で追加されました。

要件

この関数を使用するには、FrontBase データベースサーバまたは少なくとも fbsql クライアントライブラリをインストールする必要があります。 » http://www.frontbase.com/ から FrontBase を 取得することができます。

インストール手順

これらの関数を使用するには、オプション --with-fbsql[=DIR] を使用し、fbsql のサポートを有効にして PHP をコンパイルする必要があります。 fbsql へのパスを指定せずにこのオプションを 使用した場合、PHP は fbsql クライアントライブラリをそのプラットフォームの デフォルトのインストール位置で探します。FrontBase を標準以外の 場所にインストールしているユーザは、必ず次のように fbsql へのパスを 指定する必要があります。 --with-fbsql=/path/to/fbsql これにより、PHP は、間違いなく FrontBase によりインストールされた クライアントライブラリを探すことができるようになります。

実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。
表 98. FrontBase 設定オプション
名前デフォルト変更の可否変更履歴
fbsql.allow_persistent"1"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.2.0 以降で使用可能です。
fbsql.generate_warnings"0"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.autocommit"1"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.max_persistent"-1"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.max_links"128"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.max_connections"128"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.max_results"128"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.batchSize"1000"PHP_INI_SYSTEM 
fbsql.default_hostNULLPHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.default_user"_SYSTEM"PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.default_password""PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.default_database""PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。
fbsql.default_database_password""PHP_INI_SYSTEMPHP 4.0.6 以降で使用可能です。

PHP_INI_* 定数の詳細および定義については 付録 G. php.ini ディレクティブ を参照してください。

リソース型


定義済み定数

以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。
FBSQL_ASSOC (integer)
FBSQL_NUM (integer)
FBSQL_BOTH (integer)
FBSQL_LOCK_DEFERRED (integer)
FBSQL_LOCK_OPTIMISTIC (integer)
FBSQL_LOCK_PESSIMISTIC (integer)
FBSQL_ISO_READ_UNCOMMITTED (integer)
FBSQL_ISO_READ_COMMITTED (integer)
FBSQL_ISO_REPEATABLE_READ (integer)
FBSQL_ISO_SERIALIZABLE (integer)
FBSQL_ISO_VERSIONED (integer)
FBSQL_UNKNOWN (integer)
FBSQL_STOPPED (integer)
FBSQL_STARTING (integer)
FBSQL_RUNNING (integer)
FBSQL_STOPPING (integer)
FBSQL_NOEXEC (integer)
FBSQL_LOB_DIRECT (integer)
FBSQL_LOB_HANDLE (integer)

目次

fbsql_affected_rows — 直近の FrontBase 操作により変更されたレコードの数を得る
fbsql_autocommit — autocommit を有効または無効にする
fbsql_blob_size — BLOB の大きさを取得する
fbsql_change_user — アクティブな接続にログインしているユーザを変更する
fbsql_clob_size — CLOB の大きさを取得する
fbsql_close — FrontBase 接続を閉じる
fbsql_commit — データベースへのトランザクションをコミットする
fbsql_connect — FrontBase サーバへの接続をオープンする
fbsql_create_blob — BLOB を作成する
fbsql_create_clob — CLOB を作成する
fbsql_create_db — FrontBase データベースを作成する
fbsql_data_seek — 内部結果ポインタを移動する
fbsql_database_password — FrontBase データベースのパスワードを設定または取得する
fbsql_database — 接続で使用するデータベース名を取得あるいは設定する
fbsql_db_query — FrontBase クエリを送信する
fbsql_db_status — 指定したデータベースの状態を取得する
fbsql_drop_db — FrontBase データベースを破棄(削除)する
fbsql_errno — 前の FrontBase 操作によるエラーメッセージの数値を返す
fbsql_error — 前の FrontBase 操作によるエラーメッセージの文字列を返す
fbsql_fetch_array — 連想配列、数値配列、またはその両方として結果レコードを取得する
fbsql_fetch_assoc — 連想配列として結果レコードを取得する
fbsql_fetch_field — 結果からカラム情報を得て、オブジェクトとして返す
fbsql_fetch_lengths — 結果の各出力の長さを得る
fbsql_fetch_object — オブジェクトとして結果レコードを取得する
fbsql_fetch_row — 数値配列として結果レコードを得る
fbsql_field_flags — クエリ結果において指定したフィールドに関するフラグを得る
fbsql_field_len — 指定したフィールドの長さを返す
fbsql_field_name — 結果の指定したフィールドの名前を得る
fbsql_field_seek — 指定したフィールドオフセットに結果ポインタを設定する
fbsql_field_table — 指定したフィールドがあるテーブルの名前を得る
fbsql_field_type — 結果の中で指定したフィールドの型を得る
fbsql_free_result — 結果メモリを開放する
fbsql_get_autostart_info
fbsql_hostname — 接続で使用されているホスト名を取得あるいは設定する
fbsql_insert_id — 直近の INSERT 処理により生成された ID を得る
fbsql_list_dbs — FrontBase サーバで利用可能なデータベースの一覧を得る
fbsql_list_fields — FrontBase 結果フィールドの一覧を得る
fbsql_list_tables — FrontBase データベースのテーブル一覧を得る
fbsql_next_result — 内部結果ポインタを次の結果に移動する
fbsql_num_fields — 結果のフィールド数を得る
fbsql_num_rows — 結果のレコード数を得る
fbsql_password — 接続に対して使用するユーザパスワードを取得あるいは設定する
fbsql_pconnect — FrontBase サーバへの持続的接続をオープンする
fbsql_query — FrontBase クエリを送信する
fbsql_read_blob — データベースから BLOB を読み込む
fbsql_read_clob — データベースから CLOB を読み込む
fbsql_result — 結果データを得る
fbsql_rollback — データベースへのトランザクションをロールバックする
fbsql_rows_fetched
fbsql_select_db — FrontBase データベースを選択する
fbsql_set_characterset — 入出力文字セットを変更する
fbsql_set_lob_mode — FrontBase 結果セットの LOB 取得モードを設定する
fbsql_set_password — 指定したユーザのパスワードを変更する
fbsql_set_transaction — トランザクションのロックとアイソレーションを設定する
fbsql_start_db — ローカルまたはリモートサーバのデータベースを開始する
fbsql_stop_db — ローカルまたはリモートサーバのデータベースを停止する
fbsql_table_name — フィールドのテーブル名を得る
fbsql_tablenamefbsql_table_name() のエイリアス
fbsql_username — 接続に使用するホストユーザを取得あるいは設定する
fbsql_warnings — FrontBase 警告を有効または無効にする

「FrontBase 関数」の例文・使い方・用例・文例

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