Explicit Data Graph Executionとは? わかりやすく解説

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Explicit Data Graph Execution

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 05:17 UTC 版)

Explicit Data Graph Execution あるいは EDGE とは、命令セットアーキテクチャ (ISA) であり、個々の命令を結合して「ハイパーブロック」と呼ばれる容易に並列実行可能なグループにまとめ、膨大な数の実行ユニットで実行させることで、 一般的なプロセッサ(x86など)に対して演算性能を大きく向上させることを目指している。 現代的なCPU設計における並列実行は、8個程度の実行ユニットと1~4個程度のコアで頭打ちになっているが、EDGE の設計では数百個のユニットを内部的に持てるようにし、これまでの設計に対して数百倍の高速化を実現しようとしている。EDGE の概念は2012年までに1チップで1TFLOPSを実現させることを目指した米国国防高等研究計画局の Polymorphous Computing Architectures プログラムの下、テキサス大学オースティン校が牽引している[1]




  1. ^ University of Texas at Austin, "TRIPS : One Trillion Calculations per Second by 2012"
  2. ^ W. Havanki, S. Banerjia, and T. Conte. "Treegion scheduling for wide-issue processors", in Proceedings of the Fourth International Symposium on High-Performance Computer Architectures, January 1998, pg. 266?276
  3. ^ "The WaveScalar ISA"


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