Etosha panとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Etosha panの意味・解説 

エトーシャ塩湖

(Etosha pan から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/05 02:12 UTC 版)

座標: 南緯18度47分07秒 東経16度15分50秒 / 南緯18.78528度 東経16.26389度 / -18.78528; 16.26389

エトーシャ塩湖

エトーシャ塩湖英語: Etosha Pan)はナミビア北部の内陸部のクヴェライ=エトーシャ盆地英語版にある塩湖。大きさは東西120km、南北60km、面積約4800km2[1]アフリカ最大の塩湖。流れ出るのない塩湖で、塩湖とその周辺はエトーシャ国立公園英語版になっている。

湖の南側に広がるモパネ英語版の林にはが生息している。モパネ(モパニ)の木はアフリカ中南部では広く見られ、その木に住み着くモパネワームという幼虫は現地の人の重要なタンパク源になっている。

エトーシャ塩湖はヨーロッパ人としてはチャールズ・ジョン・アンダーソンフランシス・ゴルトン1851年に初めて探検した。

かつては、今日のクネネ川が水源であったと考えられているが、地殻変動によってクネネ川の流れが変わり、エトーシャ塩湖に流れ込まなくなり湖は徐々に干上がった。

現在は北東からエクマ川英語版が流れ込むが、水量は少なくほぼ1年中干上がっている。ただし、雨期の数ヶ月間は約10cmの深さの水が張り、藻類が繁殖し何千羽ものフラミンゴが飛来する。

一帯に塩類平原、季節により浸水する草原ヤシサバナ森林、乾燥した低木のサバナがあり、1995年にラムサール条約登録地となった。なお、この塩湖付近のクヴェライ=エトーシャ盆地にはナミビアの人口の約40%が住んでおり、ウィントフックなどの都市と並ぶ同国内で人口密度が最も高い地域である[2][3][4]

脚注

  1. ^ Encyclopædia Britannica – Etosha Pan.
  2. ^ Etosha Pan | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1995年8月23日). 2023年4月5日閲覧。
  3. ^ A profile and atlas of the Cuvelai-Etosha Basin | JARO Consultancy”. jaroconsultancy.com. 2023年4月5日閲覧。
  4. ^ Map Namibia - Popultion density by administrative division”. www.geo-ref.net. 2023年4月5日閲覧。

「Etosha pan」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Etosha pan」の関連用語

Etosha panのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Etosha panのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエトーシャ塩湖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS