Debianライセンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 21:10 UTC 版)
「自由ソフトウェアライセンス」の記事における「Debianライセンス」の解説
「Debianフリーソフトウェアガイドライン」も参照 Debianプロジェクトでは、Debianフリーソフトウェアガイドライン (DFSG) という判定基準を採用している。Debianとフリーソフトウェア財団が合意していないケースとして、Artistic License と GNU Free Documentation License がある。Artistic License については、Debianは承認しているが、FSFは承認していない。しかし Artistic License は通常 GNU General Public License とのデュアルライセンスの形で使うことが多いため、あまり問題にはなっていない。 GNU Free Documentation License については、Debianはディストリビューション内の文書についてもDFSGを適用すると決めた。FSFは、文書はソフトウェアとは質的に異なるため、要求も異なってしかるべきだとしている。長い議論の末、Debianプロジェクトでの投票が行われ、改変できない部分(GFDLではこれを "invariant section" と呼ぶ)を含まない場合に限ってGFDLをフリーと認めることになった。GNU文書の多くは invariant section を含んでいる。
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