ククル・シェル(Cockle Shell)
![]() |
ヘリックス種(Helix) 葉が文字通り丸いアイビーが3つ、4つある。 長く伸びて垂れ下がるのがアイビーだと思う人が多いが大樹のように大地から伸び上がるものも少なくない。 明治以来日本には垂れ下がり型のものが優先的に入ってきた。 いまだにそのイメージを持ち続けているので日本はアイビーの後進国と言われている。 直立分枝型のアイビーの存在を知らない花屋さんもいる。今その事を言おうとしているのではない。 丸葉のアイビーはゼラニュームアイビーとも呼ばれる。確かに葉の厚みもゼラニュームを思わせる。 違いは葉型にある。ゼラニュームはどの葉も同じ形で斑の入り方も同じだがアイビーはそうはいかない。 丸い葉の隣に角張った葉が並ぶこともありそれぞれの葉が勝手に存在を主張している。 アイビーは常に自己主張の自由が確保されている。 イデオロギーなどに縛られず個々の自由を守るにはアイビーを手本とすべきだ。 ククル・シェルとクリオス、ビッグ・デイール、それにノルチェがゼラニューム型の丸葉とそして常に角張った葉を共につける。 サイズは平均的な中葉で枝は丈夫で逞しい。地植えでは生け垣に仕立てる。鉢植えでは順次大きな鉢に植え替えて大型のインテリアに利用する。 これらをアイビーらしからぬアイビーというのは主に日本人で、あちらの人々はアップライト(upright)という。アメリカ原産。 (クリオス、ビッグ・デイール参照) |
「Cockle Shell」の例文・使い方・用例・文例
- Cockle Shellのページへのリンク