Chrysiogenes arsenatis
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 06:28 UTC 版)
「クリシオゲネス門」の記事における「Chrysiogenes arsenatis」の解説
この種は1996年にヒ素で汚染されたヨシ原から単離されたもので、ヒ酸を還元して亜ヒ酸にする。ヒ酸の使用はエネルギー的にメタン発酵や硫酸還元よりも有利といった利点があるが、ヒ素化合物には強い毒性があり、増殖に使用する生物は殆どない。Chrysiogenesに特徴的なものである。 分離源であるヨシ原のヒ素は金鉱の排水に由来するもので、Chrysiogenesという命名もギリシア語で「金鉱から生まれたもの」といった意味がある(種形容語はラテン語でヒ酸の意)。 Desulfurispira natronophilaもヒ酸を還元できる。
※この「Chrysiogenes arsenatis」の解説は、「クリシオゲネス門」の解説の一部です。
「Chrysiogenes arsenatis」を含む「クリシオゲネス門」の記事については、「クリシオゲネス門」の概要を参照ください。
- Chrysiogenes arsenatisのページへのリンク