接触改質法
触媒を利用した高品質ガソリンを生産する方法。ガソリンのオクタン価を向上させるため、粗成ガソリン(ナフサ)を、アルミナを担体とする白金、酸化モリブデン、酸化クロムなどの触媒を利用し、50kgf/cm2の圧力下で反応させ、芳香族化、異性化、脱硫などを行わせることをいう。石油から芳香族炭化水素を製造する目的にも利用される。自動車の普及に伴い原油からより多く、より品質の高いガソリンを得るためにさまざまな方法が開発されてきた。重質油を熱分解してガソリンを得る分解蒸留法に始まり、触媒を利用し高品質ガソリンを生産する接触分解法、その後、アルキレーション法、接触改質法、水素分解法が開発されている。
参照 モーターオクタン価接触改質
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