シャパラル
テキサスの石油王ジム・ホールが1961年に設立したアメリカのコンストラクター。最初は独力でマシンを製作していたが、やがてGMから資金と技術供与を受け、シャパラル2A~2Jなどのマシンを開発、Can-Amやアメリカ国内のレースで活躍しただけでなく、国際マニュファクチュアラーズ・チャンピオンシップやルマンなどヨーロッパの耐久レースにも挑戦した。FRP製モノコック、オートマチック・トランスミッション、ウイング、スポイラー、ファンカーなど、斬新なアイデアと革新的なテクノロジーをいち早く採用したことで名高い。70年シーズン限りで一度レース界から撤退したが、70年代後半にインディカーの世界にカムバック。2Kと呼ばれるマシンを開発して、80年のインディ500を制したが、82年を最後にマシン製作からは手を引いた。
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