オメガトライブとは? わかりやすく解説

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オメガトライブ

(CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 06:59 UTC 版)

オメガトライブ(OMEGA TRIBE)は、1980年代前半から1990年代前半にかけて日本で活動したバンドであり、プロデューサー藤田浩一の総合指揮の下、作曲家林哲司並びに和泉常寛、アレンジャー新川博らの制作陣を中心としたプロジェクトの総称。


注釈

  1. ^ 現在は、オメガトライブの元メンバーである高島信二が制作スタッフに参加している。
  2. ^ 1981年デビューの角松敏生は、話題性を狙ったレコード制作及びそのセールス・プロモーションで活動拡大を図りたい事務所側と、バンドを組んでのライブハウス出演など草の根的なライブ活動をしたい自身との活動方針の相違により、アルバムとシングルをそれぞれ2枚発表した後の1982年に事務所を移籍することになり、その後釜的存在として事務所に入ってきたのが杉山清貴&オメガトライブであった。
  3. ^ 菊池桃子の初期アルバムのジャケット写真は、他のアイドルのような顔の大写しやバストショットではなく、AORアーティストのような情景の中に全身の姿が溶け込んで写っているショット(故に顔が写っている範囲の比率も小さい)で、その顔も水に浸かっていたり、影に覆われていたりして目立たないのだが、それが逆に話題になった。また、1985年日本武道館でのファーストコンサートでは、エイブラハム・ラボリエルアレックス・アクーニャロスの一流ミュージシャンによるフュージョン系バンドのコイノニアがバック・バンドを務めた。
  4. ^ 歌番組などでバンド名の由来を尋ねられた際に「最終民族」では重い印象を与えるため「最後の仲間」などと説明をしていた。
  5. ^ 実際にはきゅうてぃぱんちょす時代の『フラフラ夏陽気』を『渚のSea-dog』に改作の上でシングル『SUMMER SUSPICION』B面に収録するなどの一定の配慮が行われた。
  6. ^ 実際には藤田の意向もあり杉山・高島・西原も曲作りに参加させ、審査を通過した曲がアルバムやシングルB面で若干採用された。これらの楽曲は編曲家によって林の作品に近いカラーでのアレンジが行われた。また、1986~カルロス・トシキの時期には、藤田自身も作詞にしばしば参加した他、メンバーによるオリジナル曲の採用が増加していた。
  7. ^ 1986~カルロス・トシキの時期は、リズムセクションを正式メンバーに持たないため、必然的に外部のミュージシャンを中心とする演奏となった。
  8. ^ ボックスセット『EVER LASTING SUMMER COMPLETE S.KIYOTAKA&OMEGA TRIBE』ブックレットより。
  9. ^ CTCDのみのリリース
  10. ^ カルロス・トシキのみ日系ブラジル人で、ブラジル連邦共和国パラナ州マリンガ出身である。
  11. ^ a b “カルロス・トシキ&オメガトライブ”名義で発売された全楽曲は、代表原盤権がワーナーミュージック・ジャパンに移管された。
  12. ^ リミックスされた音源も含む。
  13. ^ アルバム『DOWN TOWN MYSTERY』の「DAYLIGHT」と「NIGHT TIME」の2バージョン曲、一部の楽曲のカラオケなども含む。
  14. ^ 詳細は記載されていない。

出典

  1. ^ 広島FM (2008年1月25日). “食卓音楽・さよならのオーシャン/杉山清貴”. 2013年5月5日閲覧。
  2. ^ OMEGA TRIBE GROOVE スペシャルサイト”. VAP. 2019年4月25日閲覧。
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  4. ^ a b c 【インタビュー】杉山清貴、2年振りの“オメガトライブ”をWOWOWで生中継。ラストアルバムの曲もピックアップ”. barks. ジャパンミュージックネットワーク (2021年5月1日). 2021年3月20日閲覧。
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  9. ^ 以下の外部リンク先を参照。杉山清貴公式ホームページ 期待の杉山清貴&オメガトライブ再結成ライブ First Finale2 〜オメガとライブ〜決定!!
  10. ^ 杉山清貴&オメガトライブ、野音で再集結した35周年ライブが映像化
  11. ^ スポニチアネックス 杉山清貴&オメガトライブ“昭和の名曲”令和でも魅了 2019年5月6日
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  40. ^ 1988年に加入
  41. ^ a b 『1983 - 1991 1986OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX Our Graduation』より。
  42. ^ 農工祭〜東京農工大学の学園祭について”. 2005年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月2日閲覧。
  43. ^ 2019/10/26:三上哲ファンミーティング先行物販、本人より






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