C級軟式飛行船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/14 17:51 UTC 版)
C級軟式飛行船は、第一次世界大戦後まもなくしてアメリカ海軍により開発された哨戒用飛行船である。訓練用途には非常に適していたものの、哨戒行動には限定的な価値しか持たなかったB級軟式飛行船をもとに体系的な改良が施されている。この機はより大型で、2基の発動機を備え、より長大な航続距離を備えた。船体の生産は再びグッドイヤー社とグッドリッチ社の間で分けられた。操縦室はカーチス・エアロプレーン・アンド・モーター・カンパニーのバージェス部門と、セントルイス・エアークラフトコーポレーションが生産することとなった[1]。全10隻のC級軟式飛行船は1918年に配備され、1919年と1920年には海軍の飛行船基地全てで従事した。1921年、「C-7」機はヘリウムで膨らまされた最初の軟式飛行船となった[2]。1922年、海軍はC級軟式飛行船の最後の2隻、「C-7」および「C-9」のガスを抜き、しぼませた。
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- ^ “Saint Louis Cardinals”. 2011年9月15日閲覧。
- ^ a b Clark, Basil, The History of Airships, New York: St Martin's Press, 1961, Library of Congress 64-12336, p. 147.
- ^ http://www.hsobc.org/Documents/BC%20Timeline.pdf
- ^ http://books.google.com/books?id=2u0bAAAAIAAJ&pg=PA2&lpg=PA2&dq=Winkler+dirigible&source=bl&ots=pgdeuJ4Ggh&sig=NxSU2MnUDsIm-g-eopIlFcHibHA
- ^ The New York Times, July 8, 1921, Friday, Page 1, Big Navy Dirigible Burned in Flight; Flames Destroy the C-3 at Hampton Roads
- 1 C級軟式飛行船とは
- 2 C級軟式飛行船の概要
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