BWRの制御棒とは? わかりやすく解説

BWRの制御棒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 08:47 UTC 版)

制御棒」の記事における「BWRの制御棒」の解説

沸騰水型原子炉BWR)は、冷却水水量増減による炉内蒸気ボイド(泡)の量によって短期的な出力調整が行えるため、制御棒は主に長期的な反応度調整用いられるBWR圧力容器上部に主蒸気配管通っているため、圧力容器下方から水圧動作制御棒駆動装置CRD)で炉心内に挿入される緊急時には蓄圧タンクからのガス圧で炉心に全挿入される制御棒断面は4体の燃料集合体の間に挟まるような4つブレードを持つ十字形をしており、運転サイクル中の原子炉の反応度変化追随して細かな調整が行える様に制御棒上部下部では材質変えられている。

※この「BWRの制御棒」の解説は、「制御棒」の解説の一部です。
「BWRの制御棒」を含む「制御棒」の記事については、「制御棒」の概要を参照ください。

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