#REF!
読み方:リファレンス
#REF!とは、Excelにおける数式のエラー値(数式エラーを示す返り値)の1つで、数式内の参照先が無効になっている場合に、セルに表示される値のことである。
#REF!のエラーは、数式内で指定している参照セルを削除したり、参照セルに元のデータとは異なるものが貼り付けられていることが原因で生じる。エラーを除去するには、数式内の参照先を変更したり、参照セルに有効なデータを入力したりする必要がある。
また、#REF!のエラーが生じる原因として、Excel 2007でワークシートの行列数が増えたことによる互換性の不具合も挙げられる。ワークシートの行列数は、Excel 2003までは65536行×256列だったが、Excel 2007では1048576行×16384列に増えた。そのため、Excel 2007で作成された65536行×256列の範囲外を参照する数式を含むブックを、Excel 2003以前のファイル形式で保存したり、開いたりすると、範囲外を参照する数式が入力されたセルには「#REF!」が返される。エラーを回避するには、Excel 2007と従来のバージョンによる共存環境の場合は、65536行×256列以内の範囲のセル参照で数式を入力する。
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