8. べき集合公理とは? わかりやすく解説

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8. べき集合公理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:26 UTC 版)

ツェルメロ=フレンケル集合論」の記事における「8. べき集合公理」の解説

詳細は「冪集合公理」を参照 定義上、集合 z {\displaystyle z} のすべての元が集合 x {\displaystyle x} の元であるとき、またそのとき限って、 z {\displaystyle z} は x {\displaystyle x} の部分集合である。 ( z ⊆ x ) ⇔ ( ∀ q ( q ∈ z ⇒ q ∈ x ) ) {\displaystyle (z\subseteq x)\Leftrightarrow (\forall q(q\in z\Rightarrow q\in x))} べき集合公理は、任意の集合 x {\displaystyle x} について、 x {\displaystyle x} のすべての部分集合を含む集合 y {\displaystyle y} が存在することを主張する: ∀ x ∃ y ∀ z [ z ⊆ x ⇒ z ∈ y ] {\displaystyle \forall x\exists y\forall z[z\subseteq x\Rightarrow z\in y]} 次に分出公理使用して厳密に x {\displaystyle x} の部分集合を含む、このような y {\displaystyle y} の部分集合としてべき集合 P ( x ) {\displaystyle {\mathcal {P}}(x)} を定義する: P ( x ) = { z ∈ y : z ⊆ x } . {\displaystyle P(x)=\{z\in y:z\subseteq x\}.} 公理1〜8でZF定義できる。これらの公理異なる形もしばしば見かけるが、いくつかはJech (2003)に列挙されている。一部ZF公理系には、空集合存在主張する公理含まれている。対、和集合置換、およびべき集合公理は、存在主張する集合 x {\displaystyle x} の元(対の集合和集合置換集合べき集合)を集合 x {\displaystyle x} が含むという形で表現される

※この「8. べき集合公理」の解説は、「ツェルメロ=フレンケル集合論」の解説の一部です。
「8. べき集合公理」を含む「ツェルメロ=フレンケル集合論」の記事については、「ツェルメロ=フレンケル集合論」の概要を参照ください。

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